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全訳ハトホル㉜「光の薬――放射線被曝、神経毒、細菌やウイルスからの保護と治癒」

 トム・ケニオンによる高次存在ハトホルの、32番目の惑星メッセージの翻訳をお届けします。

 2011/03/16に、ハトホルの「光の薬――放射線被曝、神経毒、細菌やウイルスからの保護と治癒」という情報が、トム・ケニオンにより公開されました。

 その記事の全訳を以下に、載せます。

 記事本体では、「光の薬」の作成手順がわかりにくいので、別の記事で、それを述べます。

 最後にPDFもつけます。

ハトホルの記事の四タイプ

A:「物事の全体的な理解を与える」
B:「意識や視野を拡大する、地球にまだない、あるいは隠された概念の紹介」
C:「地球規模の変容の波にうまく乗る、あるいは影響を軽減するワークの紹介」
D:「ワークショップやイベントの紹介」

 このハトホルの四つのタイプの内、今回の記事は、最初の三つを扱っていると思われます。

全訳「Medicines of Light(光の薬――放射線被曝、神経毒、細菌やウイルスからの保護と治癒) 2011/03/16」

翻訳者:jacob_truth 翻訳完了日:2021/07/30(金)

原文:

 2011年、ニュージーランド地震に続き、日本も東日本大地震に見舞われました。あなた方人類は、「混沌の節目(Chaotic Node)」のさらにこみいった段階に入ったことは明らかです。

 私たちは、放射線被曝その他の身体の異変から身を守り、癒す方法を、あなた方と分かち合いたいと願っています。私たちはこれを、「光の薬(Medicines of Light)」と呼んでいます。

 これからお伝えする情報は、明らかに今、日本で起きていることに関わることです。ただ、近い将来、今後の地球の変動が進むにつれて、世界中のあらゆる地域に住む人たちが同じような状況に直面する可能性があります。

 「光の薬」は、放射線被曝だけでなく、神経毒、細菌やウイルスの突然変異種などによる体調悪化を予防し、症状を癒すための助けとなります。私たちは、今後、そうした要素が増えると、予測しています。

 「光の薬」を作るには、まずあなた自身の高次の魂(Celestial Soul)である「バー(BA)」とつながります。つまり、光の領域につながるということですが、この領域は元々、あなたの存在の一部です。

 あなた方の宇宙に存在するものは全て、光がエネルギーとして、あるいは適正化されたエネルギーとして表出したものです。最も密度の高い物質でさえ、本質的には光の一形態なのです。

 この方法では、あなたの高次の魂とつながり、あなたを守護し、癒してくれるエネルギーが分け与えられることを意図し、望みます。あなたはこの意図を、感謝(appreciation)や恩(gratitude)という感情の波動に乗せて、高次の魂に送ります。すると波動の共鳴が生じて、それだけで、あなたという存在の高次の側面が活性化されるのです。

 この意図を、感謝や恩の気持ちと共にBAに送り、あなたの意識をハートチャクラに向けると、そこに流れ込むヒーリングや防護のエネルギーを受け取ることができます。それは何らかの光や幾何学のパターン、あるいは、エネルギーが降りてくる感覚として感じるかもしれません。また、単に閃きや感覚として、体験されるかもしれません。

 ハートチャクラがエネルギーを受け取ったら、それを送り出す準備が整います。

 この段階では、真水(pure water)が必要になります。真水は、このような情報を非常によく保持してくれます。真水の入った容器を用意し、それを両手で持ってください。ハートチャクラにあるエネルギーが、あなたの意図によって、あなたの両腕からそれぞれの手へ、そしてそれぞれの手のひらの中心にあるチャクラを通って流れていく様子を想像してください。するとエネルギーは、この経路を通って、容器の水へと伝わります。

 ここまでの手順をあと二回繰り返し、全部で三回行って、エネルギーを増幅させてください。それから、その水を飲みます。水は、あなたの体を構成している水の元素に浸透し、癒しと守護の性質が全ての体細胞に行き渡ります。

 ここで行なっているのは、光の適正化です。光は、あなたの体の中央を通って、ハートチャクラに降り、そこから(容器の)水の元素へと送られます。そうして、水の意識に伝わります。その水を飲むことで、あなたの体が(適正化された)光を受けとるのです。

 もし、あなたが放射線を浴びてしまった場合には、この手順に従って、BAからのエネルギーを適正化し、被曝による悪影響から身を守ってください。症状が出た場合は癒してください。被曝の予防策や防護策を他にも知っていれば、もちろん、それらを用いてください。しかし、たとえ手段が何も残されていない状況に置かれても、あなた自身の意識を使って、自分を守り、癒すことができるのです。

 神経毒に侵された場合も、この方法を使ってください。細菌感染やウイルス感染への適用もお勧めします。

 あなた方人類が集団として、この混沌の節目(Chaotic Node)の複雑かつ激動の時期により深く入っていくにつれ、細菌やウイルスも急速に変化します。「光の薬」は、細菌やウイルスの突然変異種による感染症の予防や癒しにも適用できます。

 ここで重要なのは、そうした保護と癒しを、自分の意識の力で創造しているということを、あなた自身がしっかりと理解することです。あなたは、自分の光の領域と直接つながることができます。あなたは、自分自身や愛する者たちのために、光の領域を扱う主権者なのです。

 これまで述べたような困難な状況に陥った場合は、この「光の薬」、すなわち自分で光のエネルギーを充填した水を、直観にしたがって、1日に数回、摂取することをお勧めします。


 日本において、地震や津波に関連して起こった諸問題に、物理的に対処するのは、非常に困難なことでしょう。しかし、私たちは、こうした災禍のもたらす影響について、物理的な視点から、精神的・感情的・靈的な視点へと、意識を転換させていただきたいと思っています。

 現在、あなた方は混沌の節目(Chaotic Node)にあり、宇宙の彼方から来る太陽フレア活動と相まって、あなた方のエネルギー体に作用しているため、集団としての人類は、さらに大きな影響を受けています。つまり、同胞の苦しみを目の当たりにしたとき、あなた方は大きく心を痛めます。彼らの苦境は、明日の、自分の窮状でもあるからです。こうした認識は、あなた方の心(heart)に風穴を開けます。そして、そんなあなたの心を通して、より高次の意識状態は実現されるのです。だから、日本で起きたこの震災は、集団としての人類の心(heart)を、あらゆる意味で大きく揺るがしました。

 人類のこれからは、決して楽なものではありません。地球の変動は今後、さらに増大していくと、私たちは見ています。しかし、このような出来事によって、あなた方は根底から揺らぐことになり、集団催眠の状態から、しばし目覚めます。このような超現実的で、徹底的な破壊を体験したり、目の当たりにしたりした多くの人々が、自分たちの文明がどれほど脆く危うい基盤の上に乗っていたのかを、はっきり悟るでしょう。これは文字通りの意味でも、比喩的な意味でもあります。

 混沌の節目(Chaotic Node)である現段階では、しかるべき時が来たら、あなたに備わるこの防護と癒しの力をすぐに活かせるように、自分で「光の薬」を作れるようにしておくことを、私たちは助言します。そして、この困難な時期を、思考(mind)だけではなく、ハート(感性)の力も動員して乗り切っていただきたいと願っています。あなたの心に触れてくることを大事にしてください。なぜなら、あなたは心(heart)を通して、大いなる自己に近づくからです。


集合意識ハトホルより
2011/03/16


追記

 私たちの言う真水(pure water)とは、どのようなものかをお話ししたいと思います。

 「光の薬」を作るときに水の使用を推奨したのは、水がここで扱うような情報を非常によく保持するからです。私たちは「真水」という言葉を、混じりけのない、きれいな水という意味で使っています。どんな種類の水でも構いません。水道水でも、飲むことのできる水なら大丈夫です。

真水が手に入らない場合

 滅多にないことでしょうが、飲料水が手に入らない場合は、手順をこのように変更してください。保護や癒しのエネルギーを両腕と手の平のチャクラを通して容器の水に送る代わりに、ハートチャクラから、それを直接、あなたの体内の水へと送るのです。つまり、体の外にある水は、一切、使わないということです。水はあなた方の体の大部分を占めているため、この方法でもエネルギーをチャージした水を飲んだときと同じように、体は「光の薬」を受け取ることができます。

 但し、可能な場合には、できるだけエネルギーを充填した水を飲む方法をお勧めします。なぜならば、「光の薬」を作る時、意図と共に飲むという儀式的行為が多くの人に強力な作用を及ぼすからです。大抵の人は、錠剤や飲み薬などの服用に馴染んでいるので、こうした形での摂取が潜在意識に強い印象を与え、自己治癒力が深いレベルで活性化されるのです。

 もし、飲料水が放射能汚染されていたら、どうすればよいのでしょうか。
 飲用可能な唯一の水資源が放射能汚染を受け、生き延びるためには、その水を飲むしかないという状況に陥った場合には、次の2つの手順を踏んでください。

 第一ステップ:
  (水を飲む前に)その水を、「光の薬」を作るときと同じ手順で、被曝からの保護と癒しのエネルギーで充填します。その水が、あなた自身の意図によって、放射線被曝から、自分を守り癒してくれるエネルギーで充填されていることを認識しながら、生存に必要な最小限の量を飲みます。

 第二ステップ:
 次に、(先に説明したやり方で)水を使わずに、放射線被曝から、あなたを守り癒してくれる「光の薬」を作ります。そして、あなたの体内の水を、エネルギーで、直接充填します。これは、エネルギーを確実にするための手段とお考えください。

 この二番目のステップでは、あなたの体を構成している水を、エネルギーの水として使用します。念のために確認しますと、最初のステップで、エネルギーを充填した水を生存に必要な分量だけ飲んだ後、次のステップでハートチャクラから直接、あなたの体内の水へと防護と癒しのエネルギーを送ります。そこでは、外部の水を一切、使いません。体はほとんど水でできているので、エネルギーを充填した水を飲んだ時と同じように、「光の薬」を受け取ってくれるのです。

 放射能汚染の疑いのない飲料水が得られるまでは、一日の中で水を飲む時には必ず、この二つの手順を踏むようにしてください。

 このような窮状において、恐怖や疑いの気持ちを乗り越えるのが非常に難しいことは、私たちもよく理解しています。それでも、水にエネルギーを充填している間だけは、そのような感情を超越している必要があります。それは決して長い時間ではありません。

 あなたを取り巻く外部の状況がいかなるものであろうとも、あなたの高次の魂(ハイヤーセルフ)は光の領域に存在しており、あらゆる理解を超えた安らぎを、いつでももたらしてくれることを、どうか忘れないでください。あなたはこの安らぎの中に、感謝や恩に満ちた静かな意識を見出すことができるでしょう(それは高次の魂を活性化することになります)。どんな形であるかに関わらず、「光の薬」は、すべてこの波動領域で作られるのです。


トム・ケニオンによる見解と考察

 私がハトホル意識とつながって、かれこれ20年が経ちます。彼らの「惑星メッセージ」を初めて公開したのは、2003年2月のことでした。そして、その時から今まで、彼らの情報を公開するのに、これほどの緊急性を感じたことはありませんでした。普段、私はこうして自分の見解を書く前に、情報をよく吟味する時間を、何日間か取っています。しかし、今回、そんな猶予はありませんでした。彼らはジュディと私に、このメッセージを大急ぎで公表するように求めたのです。ですから、私の説明も、簡潔明瞭にしましょう。

 今回のメッセージの要点は、私たち人間は誰もが、ハトホルたちの言う、「光の薬」を作る能力があるということ、そして、この薬には、放射線被曝、神経毒の影響や、細菌やウイルス感染から私たちを守り、それらに起因する症状を癒す効果があるということです。

 この方法は、実にシンプルで、核心を突いています。ただ、読者の中には、高次の魂(またはBA)という概念に、なじみのない人もおられると思いますので、その位置とどう働きかければよいかを、明確にしておきましょう。BA、すなわち、高次の魂は、あなた自身の意識の中で、時間と空間の制約を受けない側面です。高次の魂を「ハイヤーセルフ」と呼ぶ人もいます。それを、どう呼ぼうと、あなたの高次の魂は、ハトホルたちが光の領域と呼ぶところに存在しています。その側面に、あなたが感謝や恩の気持ちを手向けるだけで、結びつくことができるのです。

 実際、あなたのBAに所在地はありません。それは、時空間を超越しているからです。

 しかし、BAには、あなたのエネルギー場への入り口があります。頭の上に真っ直ぐ両手を上げて、左右の手の平を合わせてください。その指先の辺りが入口です。「光の薬」を作る第一段階で、あなたが意識を向けるのは、このポイントです(頭の上で両手を合わせる動作は、あくまでも確認のためです。実際に、光の薬を作るときには、この動作は必要ありません)。

 頭の上方にあるBAポイントの辺りに意識を合わせたら、あなたが受け取りたい光の質を明確にしてください。例えば、あなたが深刻なレベルの放射線にさらされて被曝する可能性があるか、あるいは既に被曝しているとします。その場合は、BAポイントに意識を合わせ、「放射線被曝から自分を保護し、癒してくれるエネルギーが降りてくる」と意図して、それを保ちます。

 そして、感謝や恩の気持ちを、ハートチャクラから頭上のBAポイントに向けて送ります。そうすると、BAポイントから、あなたの意図により、放射線被曝からの防護と癒しに適正化されたエネルギーが流れ込んできます。

 次に、BAポイントからハートチャクラ(胸骨の下、胸の中央)へと意識を移します。そして、BAから保護と癒しのエネルギーがやってくるのを待ちましょう。

 初めての方は、反応があることに気づくまで、何度か繰り返し、感謝や恩の気持ちと共にエネルギーの質についての意図を、BAポイントへ送る必要があるかもしれません。上方からエネルギーが降りてくるのを感じられるまで、送り続けてください。あなたの高次の魂からエネルギーが降りてきたのを感じたら、意識をハートチャクラに移します。そして、ハートチャクラで、この防護と癒しのエネルギーを受け取りましょう。

 それから、真水の入った容器を両手で包むように、あるいは、容器の上に両手を当てがい、高次の魂から受け取ったエネルギーを、その水へと送ります。ハートチャクラに入った癒しや保護のエネルギーが両腕を流れ、手の平の中央にあるチャクラを通って、容器の水に伝わります。

 ここまでのプロセス(感謝と共に意図をBAに送り、ハートチャクラに意識を移して、BAからのエネルギーを受け取る。そして、ハートチャクラからエネルギーを、腕を通し、手の平のチャクラを通して容器に移す)を合計3回繰り返してから、その水を飲んでください。

 もしあなたが不安定で危険な状態に置かれているなら、日に何度か「光の薬」を作り、直観に従って飲むようにと、ハトホルたちは勧めています。

 ハトホルたちも指摘するように、「光の薬」には、放射線被曝に対する防護や治癒の他にも、さまざまな用途で使えます。神経毒や細菌・ウイルス感染の予防と癒しにも適用できます。ハトホルたちは言及しませんでしたが、私はこのメッセージを受け取った後、これ以外の身体症状、例えば癌などにも適用可能かどうかを尋ねました。そして、癌その他のあらゆる症状に対しても同様の方法で、「光の薬」を作り、使うことができると、彼らは答えました。

 言うまでもなく、放射線被曝、神経毒、あるいは、細菌・ウイルス感染の流行による体調悪化など、深刻な問題には、あらゆる医療的措置を取ることができます。言い換えれば、「光の薬」は医療や公衆衛生に取って代わるものとしてではなく、自分のために自分でできる補助的手段としてあるのです。

 では、例えば、子どもやペットの動物のように、自分で「光の薬」を作れない場合はどうしたらいいのでしょうか。その質問に対して、子供やペットのために、あなたが代わりに意図して、エネルギーを適正化してあげることで、同じように「光の薬」を用いることができると、彼らは述べています。例えば、あなたが自分のために「光の薬」を作るときは、自分を守り癒すエネルギーをあなたの高次の魂から受けとるように意図します。子供やペットのためにそうしたいときは、彼らを守り、癒すエネルギーを、あなたの高次の魂から受けとるように意図するのです。

 ここで、一つ付け加えておきたいことがあります。「光の薬」の作り方を教えてあげる方が、それを作って依存させるよりも、はるかに良いということです。「光の薬」を作る力は、すべての人間に生まれつき備わっている能力です。それは私たちの多次元的才能の一つなのです。誰かが自分で「光の薬」を作れるように力添えをすることは、その人の自己統御に寄与することになります。

 ヒーラーの名のもとに、あたかも自分に特別なパワーがあるかのように装って、「光の薬」を提供するのは、好ましいとは思いません。「光の薬」を作ることは、人間の生得の権利であり、すべての人に分かち合われるべきだと感じるからです。

 このシンプルな「光の薬」については、お伝えしたいことが他にもまだたくさんありますが、哲学的・形而上学的な見解はまた別の機会に譲ることにしましょう。

 ハトホルたちは、この情報を一刻も早く公開し、広めるように望んでいます。


※以下二つを翻訳の参考にさせていただいた。記して感謝としたい。
 ハトホル日本語アーカイブ「光の薬」

 トム・ケニオン(紫上はとる訳)『新・ハトホルの書』ナチュラルスピリット、2013の「付録 光の薬 放射線被曝、神経毒、細菌やウイルスから身を守るには」(p,308-317)



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