見出し画像

小ネタ#6 公文のプリント

公文をご存知ですか?
♪公文にいっくもん♪
のCMでお馴染みの学習塾ですよね。

小さい頃通ってた方も少なくないと思います。jackyも小学生低学年の頃、公文に行っていました…いや、行かされていました笑

実は公文には宿題があるんです。
難しいものではなく、習った範囲のプリントを10枚を2-3set、毎回宿題としてもらって、次行った時に提出する、といった感じでした。
(昔の話なので、今は違うと思いますが)

さて、これまでの小ネタでわかるように、jackyは宿題をやらない子でした。
そんなjackyに数十枚のプリントを渡されたところで…
そうです。
だんだんやらなくなってしまいました。
最初の方はやらなくて怒られる、ということが続いていたのですが、子供とはいえ人間です。
幼きjackyは頭を使って「怒られない方法」を考え抜きました。

考えた結果として産まれたのが

「中抜き」

です。
「中抜き」とは、最初のページと最後のページだけやって、中身は白紙という恐ろしいやり方です。
でもこれ、ぱっと見宿題を全部やっているように見えるので親のcheckをぐぐり抜けることができるのです!!!

ただもちろん…こんなもの提出できませんよね。
従って、今度はその中抜きプリントを隠す場所という新たな問題が生じました。

皆さんならどこに隠しますか?
ゴミ箱に捨てたら、見つかってしまいます。
その辺に溜めていても見つかってしまいます。

幼きjackyはまず、絶対に読まれないであろう本の中に挟むということを始めました。
しかし、多くの本に挟めば挟むほど見つかるリスクは高くなります。
そして、また考えました。

そして、ある日、妙案が思いついたのです!

それは、子供部屋に年中敷かれているカーペットの下です!!!!


掃除機をかけるときは、そのカーペットの上からかけていることは知っていたし、jackyが知っている限り、そのカーペットが剥がされるということはなかったため、これは天才的なアイデアだ!!!!!となりました。

その日から中抜きプリントの隠し場所はカーペットの下になり、公文に行くたびにjackyはせっせとカーペットの下にプリントを敷き詰めてしました

そして、幸か不幸か、その隠し場所は見つかることなく、jackyは公文をやめることになりました。

めでたし、めでたし…

とはいきません!!!!!!!

公文をやめてから2年後…
jacky家は引っ越すことになったのです。

引越しの際、力仕事のできない子供は邪魔になるため、jackyと兄姉は祖父母の家に滞在していました。

新しい生活にワクワク、久しぶりの祖父母の家にいるワクワクしていると、一本の電話が来ます…

祖母「ママから電話だよ!」
jacky「ありがとー!もしもし?」


ジャキママ「なんか謝ることない?カーペットの下、ここまでいったらわかるでしょ」


jacky「…?…っ!?!?!?」

後日談ですが、カーペットをめくるとおよそ二畳分のスペースに、5ミリほどの厚みでプリントがびっしりだったらしいです……


新居での最初の作業は、

溜めに溜めた公文のプリントをやっつける

トホホ……


おしまい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?