月の裏で会いましょう

以前、
鹿児島県の鹿屋(かのや)市にある
鹿屋航空基地資料館を
見学したことが
あります。

小説“永遠のゼロ”で
主人公の宮部久蔵が
特攻隊員として
沖縄に向かった基地。

資料館の方に

◆小説“永遠のゼロ”の
 モデルになった方が
 この基地から
 飛び立った特攻隊員の
 中にいらっしゃるんですか?

と聞いてみました。

そしたら
その資料館の方。

◆はい。
 いらっしゃったようです。
 大石少尉という方です。
 遺影は2階のーーに
 あります。

とのことでした。

大石少尉という方。

自分が搭乗するゼロ戦に
乗った時、
このゼロ戦が
整備不良であることを感じ、
このゼロ戦に乗ったら
沖縄に行く途中で
不時着するだろう、
そうなれば
自分が助かる可能性は高くなるだろう、
と思ったと思います。

でも
大石少尉は
そのゼロ戦に
そのまま
搭乗しなかったそうです。

そして
なにがしかかの理由をつけて
自分より若い
特攻隊員に
そのゼロ戦に
搭乗するように
言ったそうです。

大石少尉は
別のゼロ戦に搭乗され
沖縄で戦死された
ようです。

では、
大石少尉から
譲り受けたゼロ戦に
搭乗された
大石少尉よりも若い
特攻隊員の方。

沖縄に
到着する前に
海に不時着し
生還できたのか?

今となっては
わかりません。

そんなことを
考えながら
鹿屋航空基地資料館の
2階に行き
大石少尉の遺影を
探しました。

そこに
大石少尉の
遺影はありました。

特攻隊員のヘルメットを被り、
微笑んで
遠くを見上げていらっしゃる
写真でした。
多分、20代後半。

戦争がなかったら
この大石少尉は
どんな人生を
歩まれていたのかな。

多くの人に
いろんなことを
伝えてくださったのでは
ないのかな。

と思いました。

そして
この大石少尉。
イケメンだったんです。

◆誰かに似てる

と思いました。

◆そう。
 オリジナルラブの
 田島貴男だ。

と。

オリラブの
田島貴男の動画を
観ると
つい
大石少尉を
思い出してしまいます。

#月の裏で会いましょう
#田島貴男
#オリジナルラブ
#永遠のゼロ

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