学ぶことの意味(一橋大学)

大学を卒業してから
数十年経ち、
経済学という学問から
離れてしまっている今、
覚えているのは

私の大学時代の
恩師が言われた
ジョン・メイナード・ケインズの言葉
◆やむにやまれぬ思い
だけでした。

結局、
学問を学ぶことの
意味は何なのか?
ずっと
答えが見つからない
ままでいました。

そして
自分なりに
ようやく
その答えを
見つけました。

平成30年度の
一橋大学 学部学位授与式での
一橋大学 蓼沼学長の式辞に
その答えはありました。

https://www.hit-u.ac.jp/guide/message/190318.html

その時の式辞で
蓼沼学長は
こう述べられて
いらっしゃいました。

◆学問とは虚構である。
出典: 一橋大学 平成30年度
   学部学位授与式 式辞

と。

私はそのお言葉を拝聴して、
こう思いました。

◆自分が大学で学んだことは
 結局、虚構で
 意味のないものだったのか?

と。

蓼沼学長の
そのお言葉は
あまりに衝撃的でした。

そして、
虚構である学問(社会科学)を
学ぶことの意味はいったい
どこにあるのか?
と思い、
蓼沼学長の式辞のライブ配信に
食い入ってしまいました。

そして
蓼沼学長が
その後に話された
お言葉を拝聴し、

大学を卒業して
数十年目にして
◆学問をすることの本当の意味
を自分なりに
見つけました。

蓼沼学長の
お言葉を基に
自分なりに行きついた
◆学問と
◆学問をすることの意味
は以下となります。

(1)学問とは
 よりよい社会を実現するための
 新たなフレームワーク構築
 に必要なベンチマーク(指標となる虚構)
 であり、
(2)学問をすることとは、
 そのベンチマーク(虚構)と現実の狭間で
 よりよい社会の実現に向けて
 葛藤し、思考を練り、
 現実に落とし込んでいくこと。

なのだと。

蓼沼学長の
このお言葉を
大学時代に
拝聴させていただいて
いたら、
もっと真面目に
勉強していたのにな、
と思いました。

#学ぶことの意味



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