【なぞなぞ】がんに罹患した時、生還率が最も低い職業は？

今回は、なぞなぞです。

『がんになった時、いちばん治癒する確率が低い人の職業はなぁんだ？』

答えは、お医者さん。そのなかでも、特にがんの専門医です。
これはブラックジョークではありません。実に興味深い、そして納得感ある真実です……。多分。

なぜかというと、彼らは長年治療に関わるなかで、がんを治してあげられなかった患者さんたちをたくさん見続けてきました。結果として、「がんは根治することはできない」という悲観的な考えが染みついてしまっています。
だから、そのイメージを抱いている限り、彼らにがんは治せないということなのです。

ところが、話はこれで終わりません。東京国立がんセンターの歴代総長が、いずれもがんで他界していることは、業界では有名な話です。にもかかわらず、がんが発見された場合、多くの患者さんたちは、彼らのもとに走ってしまうのです。

するとどうなるか。医者のほうは「がんとは治せない病気だ」という先入観がありますから、診療のたびに悲観的なコメントを発します。検査に出向いて転移や再発が認められないと、喜ぶどころか「おかしいな……」と首をひねったりもします。そんなことを繰り返しているうちに、患者さん側も「やはり治らないのだなぁ」と、次第に落ち込んでしまいます。

ここに、治せないと思っている医者と、治らないと洗脳されてしまった患者による最強タッグチームが出来上がることになります。当然のごとく、悲観的なイメージどおり、がんは治りません。まさに最凶コンビです。

昨今は、自治体による後期高齢者の無料がん検診が花盛りです。タダだから行かなきゃ損だと思って、大勢のシニアが集まります。で、一定の割合で、「要生検（生体検査）」を宣告されます。本人は痛くも痒くもないのにです。

そして、痛くも痒くもないにもかかわらず手術して、術後すぐに、抗がん剤と放射線による過酷な日々が幕を開けます。無料がん検診に飛びついたがために、人生のファイナルステージを謳歌できなくなってしまうケースがよくあるのです。タダより高いものはないのです。

だから、運悪くがんが疑われたとしたら、がんで亡くなった人の本やドラマは見ないことです。治った人の話こそ聴くべきです。

がんは心の病気とも言われています。例え医者が何を言おうと、希望を捨てないことです。医学では解明できないことが、この世の中には溢れているのですから。

たくさんのがんを克服した人たちの話を聞いて、自身のあるべき生活習慣を実践して、前を向いて歩いていくことです。未来を楽観的にイメージすることで、私たちの免疫力はまちがいなくアップするという真実が、既に検証されているのですから。