動機付けの話

動機付けに関する話。会社の人に言われた事「あなたは採用条件(給料)が良い。だから昇格を目指してください。」と言う内容。

私にどうなって欲しいからそのような発言をしたかを相手に聞いてみた。
「プレッシャーがないと人は成長しないから」という答えが返ってきた。

相手の価値観の中で、プレッシャーをかける事で人が成長するというものがあるようだ。

ここで2つの疑問が浮かんだ。

1.部下を成長させたいという思いがあるとした時に、部下にかけるべき言葉はいったい何がよいのだろうか。

1.について
部下を成長させたい、という言葉の成長って結構曖昧な概念だと思う。なのでまず、成長を定義する必要がある。
部下の成長を抽象度高くても定義をする→その定義と現状のギャップを把握する→そのギャップを埋める為にどんなサポートが出来るか把握する。部下のアクションのたびに、いいところ、改善点を伝える、
を自分だったらしたいなと思う。そしてアウトプットの質、速さにフォーカスして欲しいと感じる。

2.「あなたは採用の条件が良い。だから昇格を目指してください。」という言葉が部下に響くのだろうか。
給料とか条件の話って外発的動機付けの一つであると思う。内発的動機付けと比べて外発的動機付けはその人をやる気にさせる力は弱いという事を本で読んだ。

私はモチベーションの拠り所は、前職の影響を受けて、短時間でいかに効率よくアウトプットが出せるか、だと思う。

そこに楽しみを見出せている。だから、そこの効率の良さに関するフィードバックがもらえる、たとえばこうやったらもっと効率良くなるかもよ?こういう視点で物事捉えてみると新しい方法見えるよ、とか見えてくるんじゃないかな。
こういうのに刺激受けるだろうなとおもう。

話はそれたけど、そんな中で給料の話(しかも、●●達成したら、給料上がるよ、とかならともかく、今あなたの給料高いから、もっと働いて、という言葉は、響くサラリーマンいないのかもしれない。
自分だったら、相手のそれぞれどこに、動機付けがあるのか、を見極めて、声かけしたいな。

と言いつつもトータルで見て、やりやすいし、むっちゃいい上司なのです。

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