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小児科学会コロナワクチン提言

今月16日に日本小児科学会がホームページに掲示した提言は、あまりに雑で非論理的なロジックの繋ぎ合わせです。小児科学会の提言と照らし合わせつつ下記を読んでいただけたらと思います。 ・引用の7)の文献はあくまでアメリカ(人口比死者が日本の20倍、小児総死者250人以上)のデータな上に、内容を実際に読むとかなり捻じ曲げて解釈している。神経疾患に焦点を当てた記載は「65例中死亡例が1例あってその幼児は進行性神経筋疾患で胃瘻と酸素需要がある子で、呼吸不全と心不全で入院した子」と一文書

    • COVID-19の事。

      首都圏近郊で小児科医をやっています。コロナ禍について、個人的に今思ってる事を話します。 まず、日本はじめアジアの若者、60歳以下は罹ったときのダメージ確率が極端に低いです。若年・子供で発症例、重症例が少ないのはACE2受容体発現が少ないから。日本の子どもはこの一年半で糖尿病も免疫不全も染色体異常も代謝疾患も重症心身障害児も含めて1人もコロナ感染で死んでない。 小児癌等で化学療法中の子に医療スタッフがコロナうつして大事になったという事件も聞かない。特有の重症合併症考慮はMI

    小児科学会コロナワクチン提言