プロから学べるオンライン・コーチング「MasterClass」が1億ドル調達。評価額8億ドル超に
オンライン学習サービス「MasterClass」がシリーズEで1億ドルを調達しました。
ラウンドはFidelityがリードし、Owl Venturesや01 Advisors、NEA、IVP、AtomicoといったVCも参加。評価額は8億ドルを超えたといいます。
MasterClassは2012年にDavid Rogier氏が創業。2015年にオンライン教育サービスを正式リリースしました。
MasterClassは料理からスポーツ、音楽、ビジネスまで80以上の講座を用意しています。
セリーナ・ウィリアムズからテニスをコーチしてもらったり、マーティン・スコセッシから映画製作を教えてもらえたり、ディズニー元CEOのボブ・アイガーからビジネスを学べたり…と、誰でも知っているような世界的著名人のコースがズラリと並んでいます。
MasterClassは定額課金サービスで、年間180ドルのみのシンプルな料金設定。約2万円なので、月々1,700円程度となります。
巣ごもり拡大により、フィットネスや教育領域は急速にオンライン化が進んでいます。現状だと俳優や音楽家、スポーツといった趣味関連が多い印象。エンタメ要素が強めなのかなと感じました。チャーンがどれくらいなのか気になります。大学的な講座やMBA的なビジネス要素が増えてくると、実利を求める継続ユーザーを獲得できて成長が加速するのかなと。ただ、勉学的なオンライン講座はCouseraを筆頭に競合が多いので良いポジショニングなのかなと思ったりもしました。
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