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ハングアウトから改称&無償化された「Google Meet」が5,000万ダウンロード突破

Googleが提供するビデオチャットサービス「Google Meet」が5,000万ダウンロードを突破したようです。

Google Meetはこれまで法人向けG Suite向けに「Hangouts Meet」という名称で提供されていましたが、2020年4月8日から「Google Meet」に名称変更されました。

また、4月29日からは、一般ユーザーも含めて全面的に無償化。

最大参加人数は100人、会議時間は60分までですが、2020年9月30日までは制限なしとなっています。

ただ、ライブストリーミングや録画保存は有料会員でないと利用できないという制限があります。

GoogleだけでなくFacebookも、Zoomの爆発的な成長を受けて「Messenger Rooms」を投入してきました。

最大参加人数は50人、通話時間は無制限とのこと。Facebookアカウントを持っていないユーザーも通話に招待できるようです。

テック巨人たちが攻め込んでくる中で、Zoomの株価はグイグイと上昇しています。

Zoomの株価はここ3ヶ月で2倍に上昇し、時価総額は5兆円に到達。日本で上回っているテック企業はリクルートだけです。

反対に航空会社の株価は急落しており、Zoom1社だけで世界の7大航空会社(サウスウエスト、デルタ、ユナイテッド、IAG、ルフトハンザ、アメリカン航空、エアーフランスKLM)の時価総額合計を上回ってしまったそうです。

現在の状況は永続的には続かないとは思いますが、時代の潮流が大きく変わったことは確か。リアルタイムな動画コミュニケーションはいずれかのプラットフォームに収斂していくのか、それともニーズに合わせて分散化するのか、今後の展開が楽しみです。

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