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少額投資アプリ「Stash」が1.12億ドルを調達。評価額8億ドルに

アメリカの少額投資アプリ「Stash」がシリーズFで1.12億円を調達しました。

今回のラウンドは、消費者向けローンのマッチングプラットフォーム「LendingTree」がリードし、アセットマネジメント企業「T. Rowe」も参加しました。

Stashは2015年にBrandon Krieg氏とEd Robinson氏が創業。ミレニアル世代でも簡単に投資を始められるように、5ドルから利用開始できる株取引サービスです。

利用者の平均年齢は29歳、平均投資額は年間5万ドル以下とのこと。毎月の最低投資額は1ドルから可能です。

Bloombergによると、現在のユーザー数は450万人。銀行アカウントは100万口座を超えました。Krieg氏は今後2年以内に1,000万人を目指すと語っているようです。

昨今の情勢もあり、直近四半期の顧客預かり金は+100%増加したとのこと。

最近はRobinhoodが2.5億ドルを調達し、評価額はStashの10倍となる80億ドルに上昇していました。

ユーザー数は2019年末時点で1,000万アカウント。

3月の1日あたり取引ボリュームは1Q平均の3倍に増加し、単月売上は6,000万ドルと、前月の3倍に伸びたそう。1Qの預かり金総額は前四半期の10倍に急増したといい、ユーザー数も爆増していると思われます。

他の競合でいうと、Acornsが2019年1月に1.05億ドルを調達し、評価額8.6億ドルとなっています。ユーザー数は450万人ほど。

少額投資アプリではRobinhoodのユーザー数がダントツで、AcornsとStashが追いかけているという状況です。

日本でもLINE証券が大型調達してアクセルを踏もうとしており、投資の民主化がいっそう進みそうです。

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