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中国のフィットネスアプリ「Keep」が8000万ドルを調達、評価額10億ドル超え

アプリを通じて中国のオンライン・フィットネスアプリ「Keep」がシリーズEで約8,000万ドルを調達しました。

今回のラウンドはJeneration Capital Managementがリードし、GGVやテンセントなども出資。評価がくが10億ドルを超えてユニコーン企業となりました。

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(Keep)

Keepは2014年にWang Ning氏が創業し、アプリを通じてフィットネス・プログラムを提供しています。ユーザーはトレーニング動画などもシェアすることができ、2017年8月には中国で初めてユーザー数が1億人を突破したフィットネスアプリになったとのこと。ユーザーの約半数は女性と言われています。

爆発する中国フィットネス市場 「年間85兆円」目標に政府も後押し中国のヘルスケア・フィットネスアプリKeepはシリーズCの投資ラウンドで、GGV CapitalとMorningsideforbesjapan.com

これまで1,200コース以上のトレーニング動画を開発しており、アパレルや食事、エアロバイク等も販売。2020年3月からは「Keeplanf」というオフラインのジムもオープンしたそう。

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ロックダウンされてからはDouyinでレッスンのライブ配信を開始し、フォロワー数が5日で18%増加して25万人を超えました。

現在の登録ユーザー数は2億人を超えており、売上は前年比286%と急拡大中です。

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(Peloton Interactive 3Q20 Shareholder Letter)

昨年に上場したアメリカのフィットネス企業「Peloton」も急成長を遂げており、5月12日には課金ユーザー数が100万人を突破したと発表しました。

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株価は3月中旬から2倍以上に上昇しており、現在の時価総額は126.9億ドルです。

オンラインフィットネスはコロナ感染拡大で最も恩恵を受けた業界の一つ。この勢いはどこまで続くんでしょうか。

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