応用情報技術者試験を取得して人生変わった話
はじめに
私は過去にIPA主催の国家試験である、基本情報処理技術者試験、応用情報処理技術者試験に合格をしてきました。
ここまで上記の資格にチャレンジしたきっかけや取得のメリットなどを皆様へ共有するため、記事にさせていただきました。
応用情報技術者試験について
取得した経緯、受験履歴について
<取得した経緯>
社会人2年目の夏頃、一時的に業務閑散期が訪れ、時間の余裕が生まれました。そのタイミングで次なるステップアップを意識し、当試験へのチャレンジを決意しました。
<受験履歴>
何と私はこの試験に一発合格しております。基本情報の2連敗がまるで嘘のよう。。笑
社会人3年目の年次である、2019年春試験で初回受験をし、合格してます。学習時間は合計300時間程度だったと記憶しています。
↓以下、当時の成績照会
この試験について思う事
試験問題について
【全体共通】
・午前試験、午後試験ともに問題のレベルは基本情報よりもワンランク高いと感じました。IT初学者の方がいきなり受験する場合は比較的苦労される可能性もあるのではないかと感じました。
一方、基本情報レベルの知識の下地があったり、実務経験のある方であれば問題なくチャレンジできると思います!
【午前試験】
・午前試験については、基本情報と範囲が全く同じで、問題のレベルがワンランク上がったような感覚です。そのため、時間があれば基本情報取得後すぐに当試験の学習を進められる事をお勧めします。基本情報取得直後であれば過去問演習のみで受かると思います。
(私は基本情報取得から1年程度のブランクがあり、相当苦労しました。。午前対策だけで100時間程度の学習コストを要しました。)
【午後試験】
・午後試験については設問選択式のため、比較的地雷の設問を回避しやすかったり、プログラミングの問題を避けられる事から、マネジメントやストラテジ分野が得意な受験者にとっては、場合によっては基本情報より解きやすいのでは無いかと感じました。
・また午後試験当日は11題のうち5題の選択となります。試験の準備という意味では保険も兼ねて、6分野程度の演習をしておくと良いと思います!私は、セキュリティ、経営戦略、データベース、PM、サービスマネジメント、システム監査の領域のみ勉強しました!
全ての分野の対策をしていると、学習時間がいくらあっても足りなくなると思います。そのくらい、応用情報の試験範囲も広範となります。。
なお、セキュリティ、データベースは傾向が掴みやすく、比較的高得点を狙いやすいです!この2分野で8割程度取れると、セーフティネットとして機能するかと思います。
資格取得のメリット
①について、応用情報レベルの知識があれば、あらゆる現場でも、その現場特有の専門的なITの話が理解できる下地ができると思います。応用情報の知識だけで、全てのITが分かるほどのレベルは期待できませんが、少なくとも私は応用情報の合格を通し、自分の中で、大きいベースができた実感が湧きました。
また、当時の上司に試験合格を報告した際にも、「これで、一人前の条件取得ですね」と褒められた事を覚えています。個人的にはこの資格取得で一人前とまでは言えないのでは?と思っていましたが、比較的若手の年次で取得できれば、周りからも高く評価してもらえるようです。
②について、たまたまタイミングが良かった可能性もありますが、資格取得後に、もともと担当者として関与していたPJのリーダーを任されました。資格取得が契機になったのか不明ですが、入社3年目で小さいPJをリーダーの立場で関与できる、良い機会をいただけました。
③について、大手のSIerでは、主任/係長クラスへ昇進する際の要件として、当資格の取得が挙げられていることが多いようです。現場のリーダーレベルの方が保有すべきレベルの知識が当試験を通し、得られるのだと思います。
④について、応用情報レベルの試験合格から、転職の武器になりうると実感してます。
現に私は応用情報取得前、取得後の2回のタイミングで転職活動をしております。
資格取得後の活動時においては、プライム上場企業の社内SEや ITコンサル、システムリスク系の職種の書類選考にほぼ通過し、面接まで辿り着く事ができ、資格の力を強く実感しました。(資格取得前の転職活動については、書くまでもなくお察しの通り。。笑)
私は結果的に現在在籍をしている外資系企業の内定を得る事が出来ました!
最後に
・上記より、私は応用情報の取得メリットを存分に享受する事ができ、さらに当資格の取得により、人生が変わったと実感をしております!
・難易度も比較的高い試験ですが、その分取得メリットも大きいと考えています。当試験の勉強をされている全ての受験者を応援しております!
・特に若手のうちに合格できればそのメリットを大きく享受できると感じてます。
・中堅層の方でも、昇進の材料として、有効活用できそうです。
・最後に当記事が、受験者の方のモチベーションアップに寄与できる事を強く祈っております!
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