【解説】結婚生活の駆け引き①
結婚生活での、恋の駆け引き
恋愛には押して引いての「恋の駆け引き」ってものがあります。しかし結婚生活においては、駆け引きなんて時間と労力の無駄です。今すぐやめましょう!
だって「私はあなたを一生愛します」と誓い合うのが結婚するってこと。どうしてその誓いの後に、愛情表現の力加減を気にする必要がありましょうか。そんなことをしていたら、結婚する意味がないでしょう。誓いを立てる意味がないでしょう。結婚生活に駆け引きを持ち込んでいたら、安息の時は一生訪れません。
夫「オレの全力投球、ど真ん中のストレートをこれから一生受けてみよ!」
妻「望むところ!フルスイングで迎え撃ってやる!」
結婚後の愛情表現について、理想的なのはこんな感じ。
これを結婚してからずーっと続けるのです。最高でしょう結婚て。
素直に愛情表現出来ない原因
素直に愛情表現出来ない原因は「自信の無さ」と「疑い」です。
「私なんかが愛情を表現したところで、一体誰が喜ぶんだろう」
「私の愛情表現を、パートナーは受け入れ続けてくれるだろうか」
こんなような思いがあると、素直に愛情表現は出来ないでしょう。逆に言えばこのような思いを払拭することが出来れば、駆け引きのない全力のやりとりが、夫婦の間で出来るはずです。
ここで大事なのは「私は・・」という視点で考えること。
「人の好きな気持ちなんていつか冷めるでしょう」
「現実の結婚はそんなに甘くない」
「どうせ3組に1つは離婚するような世の中でしょう」
こんなこと言う人は、もう全然分かってない。だって結婚て二人でするものでしょう。「社会」「現実」「みんな」を主語にすり替えて「私」から逃げちゃあいけません。
結婚の制度を信じていないのは「みんな」じゃなくて「私」でしょ。
好きが冷めていくと思っているのは「現実」でなく「私」でしょ。
駆け引きのない結婚生活をしていくためには、自分以外の何かのせいにしていた「自身のなさ」や「疑うこと」を自分の問題として引き受けることです。
(次回につづく)
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