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HUTSUのおはなし後編

https://note.com/jack0909/n/n5042dd571f01

孤独になったポンコツは諦めきれなかった。



りあるなんのはなしですか

と言われても、

「本当に?!生きづらいなって思ったことあるでしょ?なんか普通の人はみんな、生きるの得意ですって顔してるの!!」

と食い下がったら、

「んーまあ辛い時もあるけど、寝たら忘れる」


おまえどんな訓練積んできたんだ


「あとねー、ポンコツちゃんは考えすぎ!ひまなんだよ!笑」

と笑って言われ、本当に眩しかった。

HUTSUめ!!くそ!


そしてヘンテコなまま母になったポンコツは、何も変わらなかった。(大人になったら生きやすくなると信じてたのに!くそ!!)

学校とは違い、自分の感覚に近そうな人を見つけ仲良くなれるようにはなってきていた(極少ないが)。

母になってからまた、他の子に聞いた(懲りない)。


こわいて

するとその子は…


BAKANE…


「普通ってE難度なのよ…」


「普通ってE難度なのよ…」




この言葉はポンコツにとってお宝となる


ちなみにこの子は、結婚してから旦那が勝手に仕事を辞めて借金をしていたことが判明、シングルになって奮闘していた。あとポテトたくさん頼んでくれる1人。

ポンコツはほんの少し孤独ではない気がした。

生きづらいのは変わらないけど、自分だけではない。

もっと早く聞いておけば良かった。あの時のポンコツに教えてあげたい。

もしかして辛い人いるかも…?それか寝たら忘れるHUTSUか…まだ半信半疑なとこはある


少し前に、息子にも聞いてみた。中2くらいの頃


ママ…ずっとそう思ってるんやで

すると、

息子…おまえはどっちだ…

「普通の奴なんて、いる訳ないじゃん」



「普通の奴なんて、いる訳ないじゃん」



お…おま…

息子よ…それなんで知ってた?

ポンコツから生まれたのに、教科書に載ってたんか?多様性の時代の子なんか?


衝撃だった。また仲間を見つけた。

ちなみにその後はなんか


そうゆう話まじでしないで


となんか怒っていた。笑


本当はHUTSUなんて無いんか……?




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