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仕事と家事育児

10年間会社(私の場合国家)に勤めていましたが、当時は「働いている人は偉い」というような、昭和な考えを無意識ながらに持っていたと思います。
独身の頃は仕事をすることに対して深く考える機会はないし、その必要性もあまりないので仕方なかったかもしれません。
何かを犠牲にして働いていたとすれば

「自分の時間」

だけでしたから。

でも、結婚して妻と一緒に住み、さらには子供ができるとどうでしょう?

働くための環境を作ってくれる人が必ずいる

男は外で働いて、女が家庭を守る。
そんな考えは現代にはそぐわないですが、現に夫がメインで働いている家庭が多いのは奥さんが家庭のことをやっているからに他ならないのです。
さらに現代では共働きが多いので、奥さんが仕事に制限をかけ、家事育児との両立を図っている場合がほとんどではないでしょうか?

わが家は私が前職を退職してから、家庭内での役割分担が入れ替わりました。
妻がメインで働き、私が仕事をしながら家事育児を担当するという感じ。
(もちろん妻は家事育児の大変さを知っているので、かなり協力してくれます。)

もともと妻も仕事がしたいと思っていたので、ちょうど良いタイミング(?)でした。
世の中の男性としては「妻に養ってもらうのは恥」という感覚が、無意識のうちに身についていると思います。私も実際少なからずそう思っています。
その感覚が「少ない時間でもある程度の収入を得られるようになりたい!」という仕事へのモチベーションにもなっているんですが。

話は少しそれてしまいましたが、
わが家でロールスワップ(役割交代)が起こってからというもの、私はこれまでなかったいろいろな学びをしました。(今もしています。)

1番強く感じていることは、

「働けるのは、パートナーの支えがあるから」

ということです。

朝はゴミ出しだけして仕事に行く。
帰ってきたらご飯やお風呂が準備されてる。

働いている男性にはありがちなことかも知れませんが、この2つの間にはパートナーがどれだけの家事育児をしているか、100%の理解がある人は少ないんです。

子どもを送り出す準備
掃除、洗濯
家の中の食材、備品の掌握
買い物
諸々の支払い
(自分の仕事)
料理
子どもの迎え
パートナーの帰宅待ち

こう文字にすると「それくらい誰でもできる」と思うかもしれませんが、これを毎日やることになってもそう思えるでしょうか?
そもそも、やったことがない人には分からない「大変さ」が絶対にあるのです。

パートナーがいない時の家の責任が全て乗っかってくるという感覚にもなります。

そんなもろもろのことをやっている人がいるからこそ、仕事ができる環境があるんです。

私はそれをまさに今、身をもって経験させてもらってます!
この2〜3年で学んでいます。
そしてそれまで自分が働いていた(働かせてもらっていた)影に、妻の努力があったことに心の底から感謝しています。

だから今は、妻が思い切り働けるように、「信頼される主夫」を目指して奮闘しています。
まだまだ足りないところはありますが…

「働く」の影に、パートナーの支えがあることを忘れてはいけない!!

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