第1期麻雀リーグFC観戦記・セミファイナル第7節

こんにちは。麻雀リーグFC広報部です。ついに9/11(日)より対局がスタートした第1期麻雀リーグFC。第1期麻雀リーグFCは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全30節60試合のチーム戦です。

本日は1/25(水)に行われたセミファイナル第7節から2試合をピックアップした観戦記をお届け致します。

対戦組み合わせと出場選手はこちら。

注目カード

・第1試合A卓

前回、2着2回とギリギリで繋いだMSPは藤井光プロが節を跨いでの連投。ななない・奈落の王選手はトップを目指しつつ上位のGENESIS、APBを下位に落としたい。エンデ選手とジョコラー選手の両名はおたがいにはぶつからないように試合を進めていくのか、ハイレベルな卓になりそうです⚔

・第1試合B卓

ライジングサンは体調不良のあさひなリーダーの代打として咲楽めい選手が緊急登板。各チームのアイドルが集まった本卓、一体誰が勝利の花を飾ったのか。

本記事では第1試合A卓第1試合B卓をピックアップしていきます。

第1試合A卓

試合経過

東場は平坦進行であったが東4局にエンデ選手のマンガン一発ツモで試合に張りが出てきた。南場はジョコラー選手のリーチが連続で不発、南4局にも決定打を藤井光プロにまさかのところで防がれる。オーラスはエンデ選手があと一歩のところで2着。奈落の王選手はこの試合唯一の満貫クラスの放銃が響いて4着となった。

勝負を分けたハイライト

バイタルエリアからの強烈なミドルシュート⚽【東4局=APB・エンデ選手】

東1局2局はそれぞれリーチを鳴きの1000点が躱す。前局はテンパイ流局と平場の進行。東4局0巡目、今局は全員のキー牌がドラの3sになりそうだ。

3巡目、キー牌のドラの3sを重ねたのはエンデ選手だった。6巡目に8mを引いてきてペン7m待ちの即リーチをかけた!これを一発でツモ、ウラこそなかったが2100-4100(+1000)の和了りでAPBがトータル首位の座も脅かす👑

光と闇の行方【南1局=ななない・奈落の王選手、MSP・藤井光プロ】

南1局1巡目、ビハインドの藤井光プロは今局は手格好でも4番手だったがこのドラ引きで混戦必至になった折り返しの南1局はひとつの山場だ⛰

8巡目、藤井プロはようやく北のドラポンで広いイーシャンテンになった。9巡目に奈落の王選手はチーテンから2-5m待ちのテンパイ。次巡にエンデ選手は仮テンから4pのツモで1-4pの待ちになった。さらに同巡、藤井プロは3m引きで打3p、5,7pのシャボ待ちになった。ここからテンパイしていた3人の引き合いになったが12巡目に奈落の王選手が藤井光プロのロン牌5pを掴んで8000の直撃!卓上でもチームポイントでも上位のGENESISとAPBを追うところを背後から刺されることになった🔪

リターン&ジャックナイフ【南4局=GENESIS・ジョコラー選手、MSP・藤井光プロ】

南4局、3万点オーバーの選手がおらず僅差の局面。7巡目にジョコラー選手が最高の赤5pのツモでテンパイ。このツモで和了ればトップ確定になり6-9待ちでリーチをかけた。

15巡目、ジョコラー選手のリーチはなかなか和了れずこれに追いついたのが藤井光プロ。7mツモで打5m、2-5p待ちのリーチをかけた。山には9sと2pが1枚ずつ、どちらに勝利の女神は微笑むのか?決着は藤井光プロのリーチの一発目にジョコラー選手がラス2pを引いてしまって3900点の放銃。
オーラスはエンデ選手の和了りは逆転ならずの2着でMSP・藤井光プロがトップを守った。

この対局の牌譜はこちら!

(記・あさひなひなた)

第1試合B卓

試合経過

対局は野々宮ねむ選手の300-500の和了でスタート。この和了に引っ張られるかのように対局は小さい点数移動で進んでいった。
対局が大きく動いたのは南1局、ふみKUN選手のリーチに対し刃金しろがね選手が追っかけリーチをぶつけるとそのまま8000の直撃に成功。
このまま逃げ切るかと思いきや、野々宮ねむ選手がここから2連続和了で刃金しろがね選手に900点差をつけトップ目に躍り出る。
オーラスは咲楽めい選手の早いリーチに一歩も退かなかったふみKUN選手が1000-2000のツモ和了で3着に浮上。野々宮ねむ選手がこれを親被りすることとなり、刃金しろがね選手が棚から牡丹餅のトップを獲得した。

勝負を分けたハイライト

リーダーによる「三顧の礼」(南1局=ぽんてん・刃金しろがね選手)

麻雀は4人で行う和了を競うゲームである。故に自分がどれだけ欲しても毎回アガるというのは無理な話である。しかしそれでも心からアガりたいと願うのなら、礼儀を尽くして聴牌を迎えてはいかがだろうか。

リーチを受けた直後に聴牌訪問

南1局8巡目、ふみKUN選手の親リーがかけられた一発目、刃金しろがね選手は7mを切れば聴牌を取れる所で南を切って一度目の聴牌訪問を終える。

2度目の聴牌訪問

南を落とし切った10巡目、今度はドラの北単騎で聴牌が取れる。
先ほどよりも打点が上がりアガれば確実にトップ目となるが、刃金しろがね選手は6mを切って二度目の聴牌訪問を終えた。7mは絶対に切らない強い意志を見せる。

3度目の聴牌訪問

少し飛んで13巡目、三度聴牌チャンスが訪れる。刃金しろがね選手は三度目の正直と言わんばかりに満を持してこれをリーチ。
2巡後ふみKUN選手がドラの方を掴み、「三顧の礼」を持って迎えた刃金しろがね選手が見事和了を手にした。

オーラスの一騎討ち 制したのは(南4局)

満貫ツモで全員にトップ条件があるオーラス、張り詰めた空気は刹那、咲楽めい選手の3巡目リーチで一気に流動した。

このリーチが実るとラスとなるふみKUN選手に後退の2文字はない。
4p6pを押し切って8巡目に追っかけリーチを叩きつけた。

決着は10巡目、ふみKUN選手が4mをツモって裏は乗らずの1000-2000を和了。オーラスの一騎討ちを見事制した。

そして実はこのツモ和了が上位陣の点数状況に影響を及ぼした。
トップ目の親、野々宮ねむ選手が親被りでまさかの2着目にダウンし、刃金しろがね選手が棚から牡丹餅の100点差トップを獲得。このオーラスを真に制したのは刃金しろがね選手かもしれない。

この対局の牌譜はこちら!

(記・西向く侍)

試合結果

ボーダー上位のチームがポイントを加算して下位チームには致命傷になった第7節。ななないは魂のリレーがまさかの連ラスで目前だったボーダーラインが大きく遠のいた。MSPは連対でななないと横並びになり、前方に4位GENESISの背中が見えた。次節から本格的なセミファイナル最終戦が始まります!

おわりに

今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。麻雀リーグFiveColors広報部では本観戦記シリーズの他、選手名鑑シリーズも刊行していきますのでよろしくお願いします。記事の感想やRT、いいね等頂けますと励みになりますので"#麻雀リーグFC"のハッシュタグを付けての投稿をよろしくお願いいたします!また、麻雀リーグFive Colorsは公式YouTubeチャンネルを開設しました。公式配信として対局の模様をお届けするほか、各試合の切り抜き動画の投稿、公式応援配信"熱闘!麻雀リーグFC"の配信等様々なコンテンツの配信を予定しておりますのでチャンネル登録をよろしくお願いいたします。

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