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Klipperをインストールしてみた。


ステルスバーナー
BTT MANTA M5P搭載X5SA

今、直ぐに稼働できるプリンタの内2台にKlipperをインストールしてみたのでklipperのインストール手順を忘備録として書いておきます。
1台目、Tronxy X5SA
これはリニアレール化、ステルスバーナー搭載、Z軸2軸別駆動等改造を施してあるのだが Bigtreetechからでた新しいマザーボードMANTA M5Pを入手したのでこれにKlipperをインストールしてみた。
(と言ってもklipperしかインストール出来ないのだが(;^_^A)


2台目、余パーツで作ったCoreXYプリンタにインストールしてみた。
Z軸3軸、ステルスバーナー42モーター版なので将来X5SAを3軸化する練習用としてインストールしてみた。
実は半年前にデルタにKlipperをインストールして様子をみてみたのだが、まだまだ知識が足りず動きはしたのだが満足できる状態に出来なかった。
今回はある程度、満足できる状態まで出来たので公開することにした(;^_^A

Klipperについて

Klipperについてはここの公式ドキュメントをある程度読むことをおすすめする。
Klipperを導入する利点
 1. 印刷速度を上げることが出来る。
    十分にフレーム剛性が高く、稼働パーツ(モーター、ホットエンド)が高速印刷について行けるならば相当早い印刷速度が実現できる。通常のプリンタであれば50%増しの印刷速度までは行けると思う。

 2. 共振補償(InputShaper)、Pressure advanceによりプリント品質を向上できる。
  マーリンでも最近InputShaperを導入したのだが調整に時間がかかりあまり実用的とは言えない。KlipperではADXL345(加速度センサー)を実装することでInput shapingが簡単に計測、実装が出来る。

 3.   何かとてもカッコいい!最近流行りというのもあるし、KlipperScreenの画面が気に入っている。

Klipperの短所
 1. ラズパイが必要。最近ラズパイが高騰し2年前の3倍の価格で売られている。これが一番のネックになっている。

 2. 起動に時間がかかる。Linuxで動いているので起動時間はどうしても長くなってしまう。

 3. 当然、Linuxの操作が必要になる。憶えの悪い爺にはつらい(-_-;)

次は、2台目 自作機にKlipperをインストールした時の手順を公開します。



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