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【ジェイの才能探訪#6】才能発掘③(INSI“G”HTS)〜みんな同じ??〜

 続いてはプロトタイプのみにある3つ目、「あなたはよくもらいものをしますか?それはなんですか?(物?言葉?)」のGift診断である。#3でも記載したが、プロトタイプで実験した結果、最終的には削除してしまった診断である。また。題名にあるように、回答がほぼみんな同じであった。早速見てみよう。

・食べ物
・おばあちゃんからのお菓子
・着る服
・実用品

 多くが食べ物関係であった。この結果は大人と子どもという関係をイメージすれば、容易に想像できよう。子どもという立場であると何かと食べ物、特にお菓子はよくもらうことが多いのではないか。私もとりあえずアメちゃんでもあげておこうという考えが自然と出てくる。衣服や実用品もお下がり等でもらっているのだろうと予想がつく。
 余談だが、この譲与関係が子ども同士になると、学校現場ではすぐに問題になる。親の関与していない所での金品のやり取りとなるからだ。私が小学生の時に友達からもらったデュエマのカードは、今ではきっと問題になるであろう。

 これらは、子ども自身の活動ないし才能を使ったことに対しての報酬ではなく、無条件で与えられている物が多いと感じた。また、話を進めていると、誕生日やクリスマスのプレゼントというケースがほとんどであった。


 もちろん、物以外の贈り物の回答もあった。
・ありがとう
・助かった
 などの言葉をもらったと回答する子もいた。

 この子達は普段からよく人助けをしていて、自身もしたいと考えていたり、自分の役割(人助けとか?)が果たされないと嫌だと言ったりしていた。その子達は、それらの行動に対しての言葉の報酬として「ありがとう。助かった。」の言葉をもらっているのだろう。

 ただこれらの回答は“Thanks診断”(あなたがよく感謝されることは何ですか?)に似通っているように思えた。私もこの質問から新たな才能を見つけ出すことが難しく感じた。ただ、Thanks診断の補強には多いに役立った。


【まとめ】
・子どもがもらう物となると無条件で大人から与えられる物が多い。
・才能を発揮した結果の報酬になることはあまり無い。
・言葉の贈り物をもらうことは、Thanks診断(よく感謝されることは何ですか?)に統合され得るのではないか。

 ということで、残念ながらThanks診断との統合という形で今後のアンケートでは削除とした。

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