何とか今年も生きる

2年前、人生で1番辛かった実習で心身ともにボロボロで大量の記録を抱えた私が知ったのはあんまりにも辛い知らせだった。

おいおい、たった2日前に自担の誕生日を祝ったばっかりだよ?(奇しくも私も誕生日なんだけど)
何で何で。嵐がいなくなる世界が来るの?
嘘だ、やめてくれ。

恥ずかしくもそんなことを思ってしまったけど、嵐の振る舞いは本当に素晴らしかった。
泣いてしまったけど、落ち込んだ私をだれよりも励ましてくれたのが嵐自身だった。

2020年12月31日、その日が来るまで誠実に私たちに向き合ってくれてありがとう。
こんな時代になったのに、新しいことにいつも挑んでくれてありがとう。
2年間の猶予をくれてありがとう。
その2年間、問題を起こさずに最後まで私たちの前に出続けてくれてありがとう。

最近、嵐からの発言で特に胸に残った言葉がいくつかある。

まずVS嵐最終回で相葉くんが言っていた言葉。

「嵐の番組を引き継ぐってすごいプレッシャーなんだよ、すごいんだよ嵐って。皆んななら分かると思う」

私は記憶力がクソなのでニュアンスでしかないけど、なんか胸がギュッとした。
「嵐はすごい」それは本人達すらプレッシャーだったんだな、そしてそのプレッシャーを分かるのはきっとメンバーだけだったんだな。
それを思うとずっと続けて欲しかったという気持ちがある一方で、このタイミングではなかったとしてもずっと続けるのは不可能でいつか限界はきてしまったのかもしれないなと感じるようになった。

次に嵐にしやがれ最終回で潤くんが言っていた言葉

「(活動休止についての実感が)大丈夫な時と、そうじゃない時がある」

まさに私が活動休止に向き合う時がそうで、嵐をみていても楽しく笑える瞬間もあるのに、急にあと数日で嵐はいなくなることを実感してしまう。
メンタルが揺らいで落ち着かない。
私は勝手に嵐自身はもう肝が据わって、どう活動休止するか見据えてると思っていたけれど、そうじゃないのかもしれない。
嵐自身もどこかで揺らぐ瞬間があるのかもしれないなと少し近さを感じた。

最後は先日のライブでニノが言っていた言葉

「これからは『嵐のようなグループに』とは言えなくなります。自分たちの色で、自分たちのファンに応援してもらえるようなグループになってください」

これは最近まさに思っていたことで、後輩グループは嵐のようなグループを目指すんじゃなくて、嵐を超えるグループになってほしい。
嵐は大スターの先輩グループとは違かったし、
嵐は嵐でしかない。
どんなグループも別なグループの代わりにはなり得ない。
もしも、嵐が戻る時に今の嵐の以上に活躍してるグループがいたら私は嬉しい。

何がいいたいのか本当に分からなくなってきた。

わたしはどうしたって嵐にまた会いたいと思ってしまう。だけど、個人的な考えを述べるのならば、自分の時間を自由に過ごしたいという大野くんや、大野くんを尊重してそれぞれ各々の道を歩もうとしているメンバーに対して、また会いたい待ってるからねと素直には言えない。

だけど、もしも、またメンバー全員がまた私たちの前に嵐として出てきてもいいかなと思ったら、また会えたらいいなと思う。

また会える時、必ずいい報告がきけないということも分かってる。
また活動を始めたとしたって、今までのような活躍はないかもしれないということも分かってる。
ツアーは毎年出来なくなるかもしれない、会場が小さくなってるかもしれない、新曲がなかなかでないかもしれない、全部覚悟している。

それでも、本当の最後を迎える時も、下り坂を下るときも一緒にいたい。

薄情なくせに妙に頑固でごめんなさい。

2年前、今日を迎える時は2020年なんて終わるなと思っていた。だけど、今の私は2020年の亡霊にはなりたくない。

いつかまたね、交点の先で
勝手にまってるからね

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