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競馬親父のララバイ
朝日杯フューチュリティステークス
今年は暖冬で冬らしさが感じられず
まるで、オーストラリアに居るみたいだ。
知らんけど…。
暖かいのは気候だけで、財布の中は大寒波
誰か、カンパして下さい。
そんな事を思いながら競馬新聞を見ていると
血統派の息子が
「このレースはクラシックに強い血統がいいし
デインヒルの血が入っていると好走するよ」
なるほどね
それを聞いていた嫁が
「このレースは簡単よ、前走1着馬しか
勝たないのよねぇ。
あと、440㌔以下は馬券にならないの
簡単過ぎてびっくりだわ…あははっ」
久しぶりに笑った嫁をみた。
もう、それで充分だな馬券は当たらなくても
いいや…。
すると、
庭で干し柿をつくっていた親父が
「もう、干し柿つくる家なんかねぇよな。
手間暇かけてつくる、または育てる事は大事
その過程で失敗する事で成長するんだよな…」
確かに
「一番人気になるであろう、ジャンタルマンタル
鮫島克駿で2勝無敗で初G1勝利出来そうなのに、
なんと川田将雅に乗り替りだとよ。
若手を育てないといけねぇのによ…」
その通り
「ジャンタルマンタルと川田将雅には
悪いけどよ馬券は買えねぇな。
競馬の神様も俺も勝たせはしねぇよ!」
そうか…
「海外ではちゃんと育てて怪物になった漢
大谷翔平は10年で約1000億円だってよ!
しかも、背番号は17番譲ってもらい凄いよな
ならば今回は大谷ぐらいの素質があり
怪物の可能性がある、17番シュトラウスで勝負
この馬もちゃんと育てて欲しいねぇ。」
と言うと、再び干し柿づくりをはじめた。
じゃあ今回は
◎シュトラウス
◯ナムラフッカー
▲エンヤラブフェイス
△オーサムストローク
△ミルテンベルク
ゴメンな、ジャンタルマンタル…。
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