重要なものだけど案外抜け落ちがちなもの。

今、髪の毛って思った人は後で一緒にスカ○プD買いに行こうか。

今回の投稿は大学編入試験の面接のお話です。なお、私の髪の毛はふさふさです。おいこらヅラ取ろうとするな。

さて、表題の件について。よく、「何故○○にしたのか」とか聞かれる事があると思う。自分の意思で何かしらの決定をする時。小さなものならば大学の時ゼミ発表でのテーマ決定、大きなものだと卒論のテーマ決定や大学編入試験や大学院入試での志望理由・入学後にやりたいことを聞かれるときなど。

こうした時、それっぽい理由を頭の中で考える。バイトの面接ならば、「家から近いので」とか「やりたいこととマッチしていたので」とか、最悪「遊ぶ金欲しさ」とかそのくらいでいいけど、卒論のテーマ決定や入試や就職活動でそのようなレベルと同等の答えをしたら、「あ、こいつ何も考えてねぇな」と思われるだろう。

私はこういった重要な局面での「何故○○にしたのか」といった問いに対して「排他的選択理由」を挙げるように気を使っている。この「排他的選択理由」というのは、学部の時の近代文学ゼミの先生のいっていたことで、「それならば△△でよくない?」といわれたことに対して根拠をもって「いや、△△だとダメで○○でないといけない」と答えられるような理由・動機付けだ。

例えば大学編入試験で
「何故うちの大学にしたんですか?」
と聞かれることはまあ、目に見えているとして。
「日本文学専攻があったので」
とか答えたらどうだろう?
「いや、それ他の大学でもできますよね」
となるだろう。これだと、「こいつ適当に決めたんだな」とか思われることなど必定だ。

むしろ、ある程度何をやりたいか決めておいて、行きたい大学が既に決まっているならば、自身のやりたいことはどの教員の受け持ちなのかを考えた上で、その教員の論文を読んでおく。その上で
「大学ではこれこれこういったことを学びたくて、貴校の○○先生の論文を読んで、その上でご指導を受けたいと思い志望いたしました」
のほうが多分良いだろう(わざとらしい感はあるが)。 

ということをちょくちょく面接練習の際に言うんだけど、「自分のやりたいことをやっているゼミ担当の教員の論文読んでないんかーーいっっ!!」って思うことがたまにあります。

論文の読み方・探し方については別の記事に記します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?