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Jリーグは日常か非日常か

突然ですが
「あなたには熱狂できるものはありますか?」






私にはJリーグがあります。

 フットボールが好きなのは前提として、海外も高校大学もWEリーグも。
カテゴリー関係なく好きでも、常に念頭にあるのは

「Jリーグを良くしたい」


 これを実現させるためには何が必要で、自分は何をすべきで、何ができるのかは未だに見つけられていません。ただ、SNSで発信することは良くも悪くも誰でも行うことが出来る。これが当noteを書くことになった発端です。

 初めてJリーグを肌で体感したのは中学生の頃でした。熱狂を、歓喜を知って欲しくて友達も連れて行きました。気付いたらスタジアムで一緒に応援する仲間もいて、全国のチームにも知り合いが増えて、いつの日からか、試合を観に行くためだけでなく、友達に会いに行くためにもスタジアムへ足を運んでいる自分がいました。

 2020年以降、コロナ禍における新たな観戦スタイルの確立によって半減してしまっていたと言っても過言では無い現地観戦の魅力。

 しかし昨年から徐々に制限の緩和が見られ、今季は収容人数100%で完全に制約が撤廃されたにも関わらず、コロナ以前のような集客は見込めず、5月15日でJリーグが開幕してから30周年という節目のシーズンである今季は新規の獲得と約3年間で離れていった古参にもスタジアムへ足を運んでもらえるような理想とはかけ離れたものとなっています。

 「Jリーグの良さ」を熱心に伝えられるのは間違いなく、Jリーグを好きな人たちです。 Jリーグを好きな皆さんが積極的に魅力を発信すれば、少しづつ周りの人にも熱が伝わっていくはずです。クラスの同級生、会社の同期、家族に。

 Jリーグにとって最高のプロモーションを行うことができるのは、リーグでも、メディアでもなく、サポーターだと考えます。

 Jリーグを、フットボールを、好きな理由は何でもいいです。見に行くキッカケは問いません。

無料チケットを貰ったから。
家からスタジアムが近いから。
売店のご飯が美味しそうだから。
迫力ある応援を間近で見たいから。
ガムシャラに走る姿がカッコイイから。
仲間と共に勝利の喜びを分かち合いたいから。

 昨年末のワールドカップや今年のWBCが国民を巻き込んだのは何故か。

 そこには必ず「熱狂」があったから。日本がドイツやスペインという強豪国に勝ったり、大会を通して不調だった選手が打ったり、最後の最後にチームメイト同士の対決になったり。

 スタジアムには熱狂できる理由があると思っています。その存在は先日のACL決勝で靄がかかっていた曖昧なものから、くっきりとした輪郭に変化しました。

 かつて、あなたがスタジアムに来るきっかけを誰かに作ってもらったように、次はあなたが誰かのきっかけを作る番でもあります。是非、その熱狂を知っている皆さんが架け橋になってください。

 Jリーグとは"非日常"を感じられる場所。 そしてそんな"非日常"が、いつの日か貴方の日常になる時を迎えたら嬉しいです。

では、スタジアムでお会いしましょう👋

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