新茶
今年の八十八夜は5月1日だった。
新茶の出る日を楽しみにしていたところ、早速入手することができた。
人のいないところを目指して、白川方面へ車を動かしたわけだが、人出が少なくて商売が成り立つのか心配だ。
ここは、お茶の産地でも知られている。飛騨川の支流で白川、黒川、赤河は標高600m と高い地域で朝夕は川霧が出るので、空気に適度な湿度が保たれている。
土も赤土なので茶の栽培には適している。
購入したお茶は白川茶だが、とても美味しくいただいた。
渋みが少なく、まろやかで特徴がよく出ている。
高級茶が多く採れるということで、昔は京都方面に沢山出荷され、宇治茶として変身したものがあったそうだ。
湯呑みを覗き込みながら、お茶は茶色?
呼び名とイメージが合致しない。
昔のお茶は『茶色』だったんだと思う。製法技術が進歩して新鮮な色のまま提供できるようになったのだ。
最近、クレパスの『肌色』が『うすだいだい色』に変わっているらしい。想像だが人種問題に関連していると思われる。
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