アンパン
孫が買ってきたパンを見て思わず笑いましたが、少し心配になっています。
これは誰が見ても『アンパンマン』だと判断するでしょう。
梱包材のどこにも、意匠権、著作権の使用許可が記されていません。
日本は、他人がこしらえた意匠権、著作権、特許等の知財に関する認識が薄いのではないかと思います。
戦後の財界人が言った「柳の下の二匹目のドジョウを狙え」が幅を利かせて、開発努力を無駄なものと考え、『成功者の真似をしろ』と言う風潮が生まれてしまったのでしょう。
昔、「2位ではダメなんでしょうか」と言う発言があったような気がしますが、2位に甘んじると言うことは開発努力の大切さを軽視する発言なんです。
少しずつですが、世の中が知財の大切さに気がついて来ているように感じます。
日本が世界に向けて、知財立国宣言をして21年が経過しました。
そろそろ具体案が出ても良い頃だと考えています。