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ボッタクリ

海外ではタクシーのぼったくりが多い。いろいろな体験をした。

1. メーターがあっても遠回りをする、2. そもそもメーターを使わない、3. メーターに切り替えスイッチが付いていて、やたら早く回る。

1. 遠回りは香港でやられたことがある。香港島セントラルと本土の連絡はトンネルが便利だ。ところが便利なので車が集中する。時間がかかるので、私のような地理にあまり詳しくない観光客はタクシーに乗ると、遠回りの橋を利用するコースに連れていかれることになる。料金は約3倍だ。香港は地下鉄に限る。

2. メーターを使わないのはフィリピンが多かった。最初からメーターを使わない。メーターを倒してないことに気付かず目的地について、高額な料金を請求される。この場合は黙って払ったほうが身の安全を確保できる場合が多い。

韓国でも高額請求された記憶がある。蒸し風呂に行ってみたいという友人と二人で、出かけたが、行きは1000円くらい、帰りは8000円くらい払った記憶がある。

3. ベトナムだったか記憶があやふやだが、切り替えスイッチの付いたタクシーもあった。メーターが倍速で回る。やたら数字が跳ね上がるので運転手に文句を言った。少し負けさせたけど、あまりしつこく言うと危険なので諦めた。

3月の写真を整理していたら、数年前のタクシー領収書の写真が出てきた。面白いのでとってあったのだけど、日本でボッタクリがあった証拠だ。

お取引先のご不幸で、葬儀参列のために熊谷まで出かけた。駅から葬儀場までタクシーでスムーズに到着した。式が終わったので同じ駅へ戻ろうとタクシーを呼んだ。

私の呼んだタクシーに他の参列者が乗って行ってしまったらしく、一台のタクシーが呼んだ客を探している。しばらく探していたが客が見つからないので諦めて帰ろうとしている。

私も急いでいるので、そのタクシーに声をかけた。「私の呼んだタクシーにその人が乗って行った様子だよ。私が乗っていいですか?」と助けてあげた。

同じ駅に向かったのに、助けた恩人に、ほぼ倍額の請求をしたタクシーがいたことを懐かしく思い出した。

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