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料理

「料理とは目の前にある素材をどのようにして食べるかの技術である」と玉村豊男氏が著書『料理の四面体』の中で言っていたように記憶している。

例えば冷蔵庫にあるものをどのようにして食べるか、ということだが、カットの仕方(そのまま、刻む、すりおろす、大小に整形)、加熱の程度(生、サッと熱を入れる、中程度に加熱する、加熱する、高温で加熱する)、媒体(空気、水、油等)、調味料(塩、胡椒、砂糖、味噌.....................)

これらの組み合わせで和風、洋風、中華風、エスニック風と無限数の料理を作り出すことができる。

一昨日、入手した生湯葉と牡蠣(今日までの生食が保証されている)を、妻は湯葉をあげ湯葉にして、『煮浸し』とした。生牡蠣は『クリームシチュー』に仕上がっていた。

牡蠣は『オイル漬け』にしようと密かに狙っていたのだが、先手を取られてしまった。この次の機会を待つことにする。

今夜は『牡蠣入りクリームシチュー』と『揚げだし湯葉』『伊賀越の漬物』『硬めに炊いたご飯』で幸せな食事をいただいた。

こんなすごい料理を1時間ほどでこしらえてしまう妻に感謝しつつ幸せな時間を過ごしている。


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