嘘はバレる
「旧石器時代の前期・中期」の遺跡を探す過程で藤村氏が、自分で埋めたものを『新発見』と報告しその嘘がバレて考古学の信頼が一気に失われたことが記憶に新しい。
日本には旧石器時代後期のものしか発見されていないことになっていた。
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しかしその後、真面目な学者の研究で12万年前の旧石器が出雲で発見されている。
日本最古とみられる石器発見
出雲市・砂原(すなばら)遺跡
平成21年夏、出雲市多伎町の砂原遺跡で、国内最古の約12万年前とみられる旧石器時代の石器が発見されました。
日本列島の人類史の起源を探る上で、貴重な資料として注目され、今後の調査、研究の進展に期待が寄せられています。
遺跡発見のきっかけとなったのは、出雲市在住で、兵庫教育大学名誉教授の成瀬敏郎(なるせとしろう)さんが崖面から発見した1点の石器。
同志社大学の松藤和人(まつふじかずと)教授により人工品と鑑定され、
松藤教授を団長とする学術発掘調査団が発掘調査を行った結果、20数点の石器がみつかりました。
年代特定は、三瓶山の火山灰など、自然環境の変遷が作り上げた地層が手掛かりになっています。
10月には、県立古代出雲歴史博物館で、速報展や講演会が開かれ、大勢の考古学ファンの関心を集めました。
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12万年前の遺跡が発見された日本は相当古い歴史を持っている。
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