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詩『どの羽が』

羽も翼も、
生憎と持ち合わせていない

私は走狗

この四脚にて
荒地を森を雪原を駆け
主の望む成果を狩り

不要となれば
煮られる在り方なれば

宵の
明けの
陽光の

あの空を自由に駆ける
羽も翼も
此の身には要らぬ

/j.d.knowledge


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