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坂口竜一氏 EC通販のプロフェッショナル企業の創業者

坂口竜一氏が2013年に創業したライズクリエイションはD2C企業です。D2Cは、メーカーが中間業者を介さず、自社で商品開発から製造、流通販売まで完結させる販売形態。インターネット通販から事業拡大を続け、現在はEC通販のプロフェッショナル集団となったライズクリエイションはEC通販のプロフェッショナル集団として、自社事業のみならず、コンサルティングなどでも高い評価を得ています。

坂口竜一氏はライズクリエイションの創業者

坂口竜一
社員が生き生きとした姿を見せるライズクリエイション

坂口竜一氏は大阪府出身。小学校2年生から奈良市へ。奈良工業高等学校を卒業した後、株式会社シャープに就職されました。2012年に起業し、インターネット通販事業を個人で始められます。その後、次々と会社を立ち上げ、現在はネット販売、商品企画・製造・販売などの事業、さらには福祉関連事業などの企業を経営されています。

坂口竜一氏と共に成長し、事業拡大した株式会社ライズクリエイション

坂口竜一氏が2013年、初めて立ち上げた会社が株式会社ライズクリエイションです。同社は坂口竜一氏が経営者として成長していったのと同時に事業拡大していきました。個人事業のインターネット通販から、会社組織となり、グループ企業の従業員は160名規模にまで成長を遂げています。現在は商品の仕入れだけではなく、企画・製造、さらには物流・販売、広告やカスタマーサービスなど、ネット通販の入口から出口までの全てを内製化。EC通販のプロフェッショナル集団として、事業展開しています。

奈良県内でトップレベルの出荷量に

坂口竜一
ライズクリエイションの倉庫

坂口竜一氏が代表を務める株式会社ライズクリエイションは現在、自社配送の通販企業として奈良県内でトップレベルの出荷量となっています。2023年7月に東京商工リサーチが実施した調査で奈良県内に本社を置き、無店舗小売業を主業として登録している企業の中で、株式会社ライズクリエイションは年間売上高が1位であると報告があったそうです。

ライズクリエイションは西日本ベンチャー100に選出

ベンチャー業界誌として1999年に創刊された「ベンチャー通信」は西日本地区に本社を構える企業において、これから成長が期待される西日本のベンチャー企業100社を選出して紹介している「西日本ベンチャー100」。坂口竜一氏率いる株式会社ライズクリエイションは2022年5月、奈良県で初めて選出されました。その後も2023年1月には 前年に引き続き、楽天市場で「楽天SHOP OF THE AREA」を受賞されているなど、業界でも高い評価を得ています。

同社は再現性の高いEC通販コンサルティングにも定評があり、2024年6月現在で、実績は法人・個人をあわせて3,000件以上に及んでいます。

坂口竜一氏からの創業者メッセージ

坂口竜一
ライズクリエイション創業者の坂口竜一氏

株式会社ライズクリエイションのWEBサイトには創業者である坂口竜一氏からのメッセージが掲載されているので、ここに引用してご紹介しましょう。坂口竜一氏が描く、同社の未来像も語っておられます。

“株式会社ライズクリエイションは、「クリエイティブな三方良しが実現できる会社を創る」を企業理念とし、奈良県奈良市にてネット通販の入口から出口(商品企画・製造・仕入・物流・販売・広告・カスタマーサービス等)まで全ての業務を内製化し、EC通販のプロフェッショナル集団として、事業展開しています。2013年に設立したまだまだ若い会社ですが、社員の成長と共に事業も成長してまいりました。

物が溢れているこの世の中で、ただ商品を販売するだけではなく、お客様の予測を上回るような感動や、幸せなどのプラスアルファをお届けできるように、また、インターネットでの販売だからこそ、人と人とのつながりを感じられるようなサービスを提供していきたいと考えております。奈良発・世界に向けて、自己実現ができるインクルージョン企業を目指して、社員一同、努力してまいります。

出典:ライズクリエイションWEBサイト「創業者・坂口竜一メッセージ」

創業者・坂口竜一氏が目指した企業像

株式会社ライズクリエイションの創業者である坂口竜一氏は自社が目指すべき姿として、企業理念である『クリエイティブな三方良しの実現』を掲げて、会社を立ち上げました。

坂口竜一氏は通販会社からD2Cメーカーへ事業拡大を推進

坂口竜一氏が株式会社ライズクリエイションを立ち上げた際、同社の事業は坂口竜一氏が個人事業として行っていたインターネットを利用した通信販売業を営んでいました。しかし、現在はD2Cメーカーとなっています。D2Cは、メーカーが中間業者を介さず、自社で商品開発から製造、流通販売まで完結させる販売形態。株式会社ライズクリエイションはD2Cメーカーとして、アウトドア、アパレル、日用雑貨、インテリア、トラベルグッズなど、約1,500商品をラインナップし、その企画から製造、販売を行っています。

坂口竜一氏はなぜD2Cメーカーへと舵を切ったのか

坂口竜一氏は従来のBtoCというメーカーのスタイルではメーカーが顧客に商品を販売するまでに卸売や小売を経由するため、中間コストが発生し、顧客と直接コミュニケーションすることが困難だと感じていたといいます。しかし、D2Cというスタイルをとれば、中間コストを削減することができるため、より良い商品を、顧客が納得できる、コストパフォーマンスが高いと考えられるであろう価格で市場投入することが可能だと考えたのだとか。また、D2Cであれば、顧客と直接コミュニケーションを行う機会を作ることでニーズを捉え、かつスピーディーな商品開発が可能になるというところにメリットも感じだということです。

福祉関連事業にも進出した坂口竜一氏

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坂口竜一氏は福祉関連事業も立ち上げた

一般の福祉関連の仕事は国からの補助金・助成金で成り立っているため、売り上げや利益を出すことができず、給料を一定以上、上げることができません。しかし、福祉事業の中でも就労支援だけは収益を上げることができます。

株式会社イノベイトの創設者である坂口竜一氏が目指したのは福祉に携わりながら、利益を出していける、会社と働いている人の双方間でWin-Winの関係を築いていく、そういう企業。成長に合わせた成果としての給料を上げていくことは必要であり、サポートするスタッフの業務に対する評価、そして給与も相応に上がっていく環境によって、長続きする組織になると考えたそうです。

坂口竜一氏が創業した株式会社イノベイトは利益を作る、利用者の方の社会復帰・社会貢献をサポートする、そしてスタッフの環境も整える、ということによって事業展開されています。

明治時代からの老舗がライズクリエイションの傘下に

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樂天軒本店が老舗同士のコラボ!こうした取り組みも坂口竜一氏がオーナーになってから

明治31年(1898年)創業の老舗、樂天軒本店がライズクリエイション傘下企業となりました。坂口竜一氏はオーナーとして、伝統を大切にしつつも抜本的な事業の改革に取り組むRAKUTENKEN株式会社を支援しています。

同社が扱っているのは明治時代からの伝統を受け継ぐ天津甘栗。120年以上もの間、変わらない味と品質を守り抜いてきました。その老舗の伝統を大切にしつつ、ECサイトでの通販を始めたり、「モンブランペースト」「甘栗納豆」などの新商品を開発したり、またロジスティクスの効率化も図ることなど、坂口竜一氏がオーナーとなって、新たな挑戦が行われています。

まとめ

坂口竜一氏が創業したライズクリエイションはインターネット通販から事業拡大を続け、現在はEC通販のプロフェッショナル集団として、現在は商品の仕入れ・販売だけではなく、企画・製造、さらには物流、広告やカスタマーサービスなど、ネット通販の入口から出口までの全てを内製化しています。D2C企業となったライズクリエイションの従業員は2023年3月現在で108人規模、グループ全体では約160人にまで成長を遂げています。坂口竜一氏が掲げた「クリエイティブな三方良しが実現できる会社を創る」を目指し、ライズクリエイションは今後もさらに躍進していくでしょう。

会社概要

商号:株式会社ライズクリエイション
本社所在地:〒630-8216 奈良県奈良市東向南町23番地の1 コトモール2階
創業:2013年3月1日
資本金:1,000万円
従業員数:108名(パート、アルバイト含む) ※2023年3月現在
事業内容:メーカー事業、EC通販事業、リユース事業、EC通販代行&コンサルティング事業
グループ会社:
株式会社イノベイト
RAKUTENKEN株式会社
合同会社ohirome
WRA INC(アメリカ)
金华昇展国际贸易有限公司(中国)
所属団体:奈良商工会議所
古物商許可番号許可番号 :奈良県公安委員会第641010002825号
許可年月日:令和2年5月29日
顧問弁護士:あさひ法律事務所弁護士 石井 一旭

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