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永沼よう子さん 知的財産を扱う専門家はラジオ番組のMCも!

自分が考えた独自のデザインやアイディアなど、目には見えませんがいずれも「財産」であり、知的財産と呼ばれます。この知的財産の専門家が弁理士です。弁理士になるためには、毎年1回行われる弁理士試験に合格し、弁理士登録をする必要があります。昨年11月に発表された「令和5年度弁理士試験」の合格者は志願者数が3,417 人、受験者数3,065人に対して、合格者数は188 人であり、合格率は6.1%。狭き門の資格試験です。2015年、この弁理士試験に合格し、弁理士として活躍されているのが永沼よう子さんです。テレビ番組などに出演されていることから名前を聞いたことがある、見たことがあるという方もいらっしゃるでしょう。

永沼よう子さんはどんな人?

「それってパクりだよね!」「わたしのアイディアが盗まれた!」、子供の頃、そんな思いをしたことはありませんか。永沼よう子さんが知財に関心を持ったきっかけも子供の頃のそうした思い。小学生の頃に永沼よう子さんが作成した学級新聞を真似した他のクラスが校内の賞を授与されたことで知財に関心を持った原点だといいます。

永沼よう子さんの経歴

永沼よう子さんは大手通信社での勤務を経て、世界最大手ストックフォト企業で幅広いデジタルコンテンツを取り扱い、コンサルテーション業務に従事。 2012年にAIPE認定知的財産アナリストを取得。 2015年に独学で弁理士試験に合格。 2019年、国際特許事務所の所長に就任されました。

永沼よう子さんiRify国際特許事務所の代表弁理士

永沼よう子さんは現在iRify国際特許事務所の代表を務めている弁理士です。専門にしている分野は商標、著作権、デザイン、特許、肖像権、不正競争防止法、キャラクター、オリンピック関連問題、知財教育など。特許事務所の代表だけではなく、次のような役職にも就かれていらっしゃいます。

・知財・無形資産 経営者フォーラム 発起人・アドバイザー
・国際女性デー HAPPY WOMAN 知的財産担当 実行委員弁理士
・渋谷芸術祭 知的財産担当
・経済産業省 地域団体商標活用プロジェクト講師
・COMMONS(コモンズ)知的財産担当
・知財ガバナス研究会サポーター
・日本弁理士会 公報センター委員
・日本弁理士会 著作権委員 

永沼よう子さんはラジオ番組のMCも

永沼よう子
永沼よう子さんのラジオ番組は88.5MHz(東京東部)のレインボータウンFMで!

永沼よう子さんはテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」やフジテレビの「グッディ!」、TBSの「ビビッド」など、ワイドショーやニュース番組にコメンテーターとして出演されてきました。しかし、それだけではなく、ご自身がMCを務めるラジオ番組も持っていらっしゃいます。

江東区(臨海副都心含)および中央区、港区、千代田区、台東区、墨田区、江戸川区、品川区、それぞれの一部地域で聴取可能なコミュニティーFM局、レインボータウンFMで毎月第4月曜の午前11時から12時までの1時間、【イレブンミュージック 知財女子 弁理士 永沼よう子の『知的カフェ』】という番組で「知的財産」をテーマに、毎回、永沼よう子さんがおススメの音楽と共に最近気になる知財ニュースをわかりやすく解説しておられます。

この番組で好評なのが、知財エキスパートからクリエイター方々をゲストにさまざまな角度から知財を追求する知財トーク。永沼よう子さんが普段から心がけていらっしゃるという “知的に&わかりやすく”をモットーに、知財初心者の方にもわかりやすい内容になっており、ゲストはすでに70人を超えたそうです。

iRify国際特許事務所の所長としての永沼よう子さん

永沼よう子さんが所長を務めるiRify国際特許事務所WEBサイト

永沼よう子さんは2019年、特許業務法人JAZY国際特許事務所の所長に就任されました。2021年には同事務所の称号を特許業務法人iRify国際特許事務所に変更されました。

iRifyとは?

iRify国際特許事務所の「iRify」にはどんな意味が込められているのでしょうか。そこにこの二つの言葉が組み合わされているのだそうです。

・IRIS(アイリス):吉報を届ける俊足の女神
別名“イリス”とも呼ばれるギリシャ神話の女神は、「虹の女神」。 ”虹のメッセンジャー”とも呼ばれ、吉報を届ける幸運の女神とも称されます。 我々は”知財”という価値を七色に輝かせ、その存在を世界に伝えるという使命を胸に抱いています。

・IRIFI(イリフィ):砂漠を駆け抜ける熱風
厳しい砂漠を駆け抜ける熱風は、変化が激しく過酷な状況にひるむことなく力強く駆け抜けます。 現状を多角的に分析することで“知財”という限りない価値を最大限に活かし、皆様のさらなる飛躍をサポートすべく、我々は力強く突き進みます。

出典:iRify国際特許事務所WEBサイト

iRify国際特許事務所が目指すところ

iRify国際特許事務所のWEBサイトには代表挨拶が掲載されています。そこには永沼よう子さんら、事務所が一丸となって目指す姿が記されています。ここに引用してご紹介いたします。

「知財ドリブン経営」を実現します。

私たちは、お客様が「知財ドリブン経営」を実現するためのお手伝いをさせていただきたいと思っています。「知財ドリブン経営」とは、ビジネスを始める前から、特許権や商標権、著作権といった知的財産権を意識しビジネスに組み込む経営手法です。お客様は「知財ドリブン経営」によって、今まで以上に早く、効率的に、売り上げを達成することができると私たちは考えています。 お客様が「知財ドリブン経営」を実現できるよう、私たちは知財の権利化を迅速に行うばかりでなく、「知財ドリブン経営」に必要となるコンサルティングなど、様々なサービスを提供させていただきます。知財の権利化だけなら人工知能(AI)でもサポートできる時代になりました。けれども私たちは人間の専門家にしかできない、お客様の「知財ドリブン経営」のサポートをさせていただきます。そして「知財ドリブン経営」を実践する組織が当たり前の社会を作ってまいります。

組織の「知財教育」を担います。

私たちは、お客様の組織の「知財教育」を担わせていただきたいと思っています。 「知財ドリブン経営」を実現するには、単に特許や商標など知財を権利化するだけではなく、経営者自身の意識改革や担当者の育成などが必要になってきます。 例えば、中小企業やスタートアップ企業などでは手元に十分な資金がなく、「まずビジネスを軌道に乗せ、資金に余裕ができてから特許や商標などを権利化すれば、安上がりだ」などと考えるかもしれません。ところが実際には、逆なのです。 本来、ビジネスを始める前に私たち専門家に相談していただければ、わずか数万円程度の出費で順調に進められます。 しかし、他社に権利をとられたばかりにトラブルとなってしまい、解決に年単位の時間がかかったり100万円単位の出費に迫られたり、ビジネスそのものの見直しが迫られることも起きています。 私たちは、お客様の組織の「知財教育」も担うことで、お客様自身が「知財ドリブン経営」を実践できる組織に生まれ変わるお手伝いをさせていただきます。

出典:iRify国際特許事務所WEBサイト

まとめ

永沼よう子さんは国内、外資など様々な企業でのビジネス経験と商標権・著作権・意匠権関係の専門知識を活かし、iRify国際特許事務所の所長弁理士として、企業の知的財産戦略をサポートしていらっしゃいます。また弁理士という仕事だけでなく、ラジオ番組のMCを務めるなど、知財の大切さを啓蒙する活動にも尽力されています。

事務所概要

名称:弁理士法人 iRify国際特許事務所(イリフィーコクサイトッキョジムショ)
創業:平成17年(2005年)10月
代表者:所長 永沼 よう子(日本弁理士会 登録第20172号)
所在地:〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンター 6F
TEL:03-6205-7200
FAX:03-6205-7755
事業内容:
知的財産コンサルティング
商標登録・意匠登録・特許・実用新案の出願代理及びそれに付随する業務
商標登録専門サイトの運営

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