【Airtable】リンクしている別テーブルのステータスを同時に変更する方法【Automation】

Airtableで、ひとつのテーブルの任意のセルの値を変更したら、他のテーブルのセルも同じ値に変更したいことがあったので、やり方をまとめておきます。

新しい担当地域に変更となったときの申請内容に合わせて、担当者マスタの担当地域を変更したいときを想定します。

「担当者マスタ」テーブル
「担当地域」テーブル

通常のAirtableの機能では実現できないので、Automationを使って実現します。

Triggerの設定
Actionの設定

Record IDに何を指定するかがポイントになります。
Record IDには「担当地域」テーブルのフィールドしか選択できません。
ここで「担当者マスタ」テーブルと連携している「名前」フィールドを選択します。

Record IDの設定

「名前」フィールドを選択しただけだと、名称が指定されているので、IDの方を選択し直します。

「名前」フィールドのプロパティ設定

「担当者マスタ」テーブルの変更したいフィールド「担当地域」を指定します。
変更する値の参照元として「新担当地域」フィールドを指定します。

値を変更するフィールドの設定

対象のフィールドが、Single Select型のため、「Dynamic」を選択しています。
フィールドがSingle Line Text型などであれば、「Static」のままで大丈夫です。

「担当地域」テーブルの「新担当地域」フィールドを変更すると、少しのタイムラグのあと「担当者マスタ」テーブルの「担当地域」フィールドが同じ選択肢に変更されます。

変更前の「担当者マスタ」テーブル
変更前の「担当地域」テーブル
変更後の「担当地域」テーブル
変更後の「担当者マスタ」テーブル

応用すれば、ひとつのテーブルでフィールドの値を変更したら、リンクしている複数のテーブルで該当するフィールドの値を変更するということも可能です。


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