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子どもとの「今」、両親との「今」

今年の4月に実家の近くに引っ越してきて、すごいよかったなあと思っているのでそのことについて書いてみる。

今までは新幹線に乗らないといけない距離だったので、「気軽」には会えなかった。それこそお盆と年末年始に会えるくらい。でも今近くになって行き来する機会がとても増えた。

両親にとっての孫は私の子どもだけで、だからかとても可愛がってくれている。二週間に一度くらい会っている今でさえ連れていくと大喜び。父は全力で孫の相手をしてくれて、だからか子どもたちもとても懐いている。母は孫たちに、と毎回食べ物や何やらを用意してくれ迎えてくれる。私はそれをみているととても幸せな気持ちになれるし、何より私が子どもたちから離れて気分転換ができるのが嬉しい。

そして、それを見ていて「この今を大切にしなきゃ」と強く思うようになった。こんなに無邪気にちょっとしたことで大笑いし、何でもおもちゃにして「じいじ!」と言いながら遊ぶ期間なんて限られているし、両親だっていつまでも今のまま元気だとは限らない。子どもにとっての「今」も両親にとっての「今」もほんと「今」しかないんだなぁと。

今私は週3日働いている。だから比較的自由になる時間も、心に余裕もある。私がフルで働いていたら、こういう時間はあまり取れなかった。でも今、この生活になって思うことは、私はこういう時間を大切にしたいし重要なんだなということ。

仕事してバリバリ働きたい、活躍したいという願望もないわけじゃない。もしかしたらそれをしながらこういう時間も十分にとる方法はあるのかもしれない。でも、今の私の中ではこの時間をもつことの優先順位が高い。全てを得ることはできない、のならこの時間を今は取ろうと思う。

こうやって日常に幸せを感じることができる環境にいてとても幸せだ。でも、これが期間限定であることを忘れないようにして、これからも大切にしていかなくちゃなぁ。

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