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栗駒山紅葉登山

  2022年10月15日 岩手、宮城、秋田三県に跨がる山、栗駒山に登りに行きました。
この山に登るのは今年で2回目。しかも先月の17日だから、4週間前。その頃の栗駒山の表情はこうでした。

紅葉が始まったばかりで、これからどうなるのか、知りたくなるのでした。このあとに、須川温泉で入浴し、又ここに来たいな、と微かに想像します。
それから、三週間後、天気も土曜日は良いらしいとの予報だったので、仕事で連休をとった私は一人山に向かいました。
千葉から約450km、金曜日仕事が終わってから21時頃出発。圏央道、常磐道、東北道と通る。一関ICで降りて薄明かりの中、須川温泉登山口に、向かう。少し不安だったのは、紅葉シーズンを迎えて混雑で駐車出来ない事だったが、運良く駐車でき、一安心。つい先日登山しているので、迷うことなく歩みを進める。
しかし、既に登山口から紅葉だ。

登山口に降り立った状態でこんなご褒美を既に手に入れた僕は、山頂に向かうまでの行程を期待を膨らませ歩みを進めた。
前回、昭和湖は眺めたため今回は割愛。因みにその時の写真はこれ。


 麓の須川温泉も同様の水色に染まった昭和湖まで足を伸ばすと、また引き返して来なくてはならないのだ。
先に進んでいく度に様々な景色が待ち迎えてくれた。

移動するたびに表情を変える景色は人を万華鏡を見るような思いにも似た世界に導いてくれる。
最終的に2時間半程で山頂に到着したが、山頂に着いたらガスが景色を遮ってしまっていた。
早く山頂に着いた事だし、時間に余裕があったので山頂でガスが晴れるのを待った。
山形から来たという登山者二人と山登りとお酒の関係について、笑いながら話をしたりして時間を潰す。
1時間を過ぎる頃になって漸く、ガスの間から山頂からの風景が見え始めた。

栗駒山の紅葉が神々の絨毯と言われるらしいが、神々との我慢比べをして少しはお許しを得たのかも知れない。

下山は1時間半程で終えた。その後、須川温泉の硫黄の香りのする湯にゆっくりと浸かり、帰路に着く。
紅葉を楽しませてくれて、ありがとう、栗駒の山々。

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