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はじめに

はじめまして。
なにかのご縁でこのページに辿り着いていただきありがとうございます。
私は2021年7月3日、つまり6ヶ月前、熱海市伊豆山地区で発生した土石流災害の被災者です。
新しい年をお迎えしたばかりですが、明けましておめでとうございます。と言える気持ちではありません。
多くの方の命と、財産と、生活を奪ったあの土石流災害からまだ6ヶ月しか経っていないと思うと、やはり喪に服す期間であると思っています。

ここには、発災からの状況、心境を記載していこうと思います。
基本的には私の主観です。
一言で被災者と言っても様々です。
ご家族・親族を亡くされた方、住まいは残っているが帰れない方、家が流されてしまった方…
市の区分では間接被害に遭われた方(伊豆山地区に在住の方)、という括りもあります。
それぞれに、それぞれの想いがあるし、ご家族を亡くされた方でも想いはそれぞれの方で違います。
私の主観が被災者の総意ではない事をご理解頂きますようお願いします。
発災から様々な方々と会ってきました。
ボランティア団体の方、行政の方、被害者の会の方、ささえ逢いセンターの方、ネット上での方々…
これらの方々も同様で、ボランティア団体が~被害者の会の方が~と言うのも、その団体や会の総意ではない、と言うことはご理解ください。

更新頻度はまだどの程度にするかは考えていません。
もちろん時間がないときには1ヶ月も更新しないかもしれないし、気分が乗っていれば連続で更新するかもしれないです。
ただ言えるのは、たかが6ヶ月されど6ヶ月です。
当時の記憶を追って、感情を思い出して文字にするのは労力がかかるだろうと思っています。

基本的には時系列に沿って記事を書いていこうと思っていますが、その時々で今の心境を吐露するときもあると思います。
それはそれでご容赦下さい。

私がこのnoteをなぜ始めようと思ったのか。それは絶対に残しておかなければならない。伝えていかなければならない事がある。その気持ちからです。
読まれる方の心に、少しでも引っかかっていてほしい。そんな思いです。
どうぞよろしくお願いします。

※2021年5月25日追記
記事の使用(インターネット上での引用や会議資料等あらゆる事を指します)は原則自由ですが、必ず事前にご連絡ください。
その際には使用するための趣旨もご連絡ください。
ただし個人、団体等へ対する非難、誹謗中傷等の尊厳を傷つける内容である、または不適切と判断した場合には使用を認めません。
その判断は私がさせて頂きます。これは使用後に不適切と判断した場合も同様です。
悪質な場合にはそれ相応の対処をさせて頂きます。

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