ひとりPBM、13話を終えて

 前に12話を終えたときや、二周年のテキストでも話したかもしれないが、このPBMというものは私はかつて商業ゲームの運営側の作り手として携わっていたのだが、そこでは月一回の手紙(行動を送るのと、その結果としての物語のやりとり)を一年間やるのが通例だった。だから12回でそのお話は終わるわけで、区切りがつく。だいたい12回でなんらかの決着がつくというか、 大きなうねりも一応の解決があったり、11回や12回には、キャラクターの結婚ラッシュがあったりする。
 だから、12回で終わる……みたいな感覚が染み付いていた。私が携わっていないものではもっと短いものがあるのは知っているし、ずっと続いているものもあるのだろう。
 ただ、自分にとっては、13回目があるのは初めてで、まだまだ続けるつもりなので、なんとなく勝手にここからは未知の領域だ!という感じがしていたのに、何ということもなく通りすぎてしまった。
 でも、私の感覚としては、PBM の13回目というのは、ちょっと特別なことなのだ。

テキストを読んでくださってありがとうございます。 サポートについてですが……。 有料のテキストをご購読頂けるだけで充分ありがたいのです。 ですので、是非そちらをお試しください。よろしくです。 ……とか言って、もしサポート頂けたら、嬉しすぎて小躍りしちゃいますが。