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妻の想いを想像して受け継いでいく事


妻はずっと大学病院にお世話になっていました。

病院の性質上、告知された時も治療方針を説明される時も、研修医と新人看護士が同席していました。

妻が亡くなった時、『病理解剖』の説明をされました。

病理解剖とは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%97%85%E7%90%86%E8%A7%A3%E5%89%96

遺族側の心情としては、1日でもはやくお家に連れて帰りたい。身体をこれ以上、傷つけられるのはいやだ。いろんな感情があったのは正直なところ

でも、妻は僕がたまたま採血の場面とかに出会した時、『あの、先生大丈夫?めっちゃ採血下手そう』とかいうと『大学病院なんだから患者が医者を育てるんだよ』とかよく言ってた。
看護士の悪口いうとよく怒られたりもした。

そんな妻だから僕の選択もきっと尊重してくれるだろう。妻に意思を確認することは出来なかったけどきっと妻なら同意してただろう

だって俺を心配させまいとこんなふざけたポーズとるんだから。

これからも何かを選択しないといけない場面が来た時は想像しながら受け継いでいこう

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