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妄想日記(2):白い館


入院している病院には、独特な宿泊施設とレストランが飛び地としてあるようで、どうも水道橋あたりに位置している。(どういうことか分からないが、この妄想にあっては、水道橋から神保町が特権的な場所らしい。)
 宿泊施設とレストランは二階建ての一つの建物で、中は全体的に白く、テーブル・ソファ等に白い布が掛けてある。一階はフレンチレストランで、料理の下ごしらえは看護士が行い、シェフは外国人。どこの国の方かは正確にはわからない。二階は、鮨屋か、いや一階と同じく、レストランか。二階、私の前には二組の客、斜め左前二組、そのうち一組は柱の上の方に陣取っている。天ぷら、寿司、串カツなどを食べている。
 一階はかなり広く、ワインを中心にお酒も飲める。
 ソファで食事、勉強・研究している人もいて、隅の方では若い女性が自分を縛って横になっている。二階の和食屋とは異なる、白い内装のレストランの階段を登った二階からは、外国人の理事長クラスの方(病院の施設なので、病院の理事長なのか、どうもカトリックと関係のあるこの施設と何からの関わりのある組織の理事長なのかは不明)が、一階を監視している。顔はあまりよく見えない。どこに宿泊施設があるかもわからないが、二階だろうか。私は、恐らく、病院に入院しているので、食事のときだけこのレストラン等に来ているのか。
 一階、私の座っているソファの右側には、本棚があり、白いとても大判の本が書棚に沢山飾られている。
 二階、連れ合いが現れ、黒人女性とレズ行為、次いで白人男性と性的行為。TVに映っているソフトなAVと共に、それらの行為が映像として録画され、売り出されることになるが、連れ合いの顔が出なければ販売されてもいいだろうということになる。(ということを傍観している。)
 長身の白人男性、何かの雑誌の編集長らしいが、日本人女性と一緒にいる。嫌な感じ。彼と少し話す。何夜か続く。
 私は、何かを家に取りに帰りたいらしく、家に帰るか荷物を取りに戻るか等々で看護士さんと議論・口論。
 長身の白人男性はレニングラードバンドの一員でもあり、私の連れ合いはそのバンドについてレニングラードに行ってしまう。レニングラード行きの列車の中では、件の日本人女性が連れ合いの隣にいる。
 私は悲しい気分。
[メモしてからも半年以上が経ってしまい、記憶が怪しくなっている。急いで纏めよう。]


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