見出し画像

歯科医師臨床研修および臨床研修施設について

 現在いずみ中山歯科では10月1日より研修医の 千(せん) 和世(かずよ) 先生が着任して来年2月29日までの5か月間臨床研修を行っています。ということで、今週は歯科医師臨床研修と臨床研修施設について簡単にですがご紹介します。
 歯科臨床研修は、「歯科医師が、歯科医師としての人格をかん養し、将来専門とする分野にかかわらず、歯科医学及び歯科医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、 一般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に適切に対応できるよう、基本的な診療能力を身に付けることのできるものでなければならない。」(厚生労働省HPより)との基本理念のもとに実施されている制度です。
 臨床研修の期間は1年間ですが、1年間を単独の施設で行う単独研修方式と、主たる施設(原則8か月)と従たる施設(原則4か月)とが連携して研修を行う複合研修方式とがあります。東北大学での臨床研修は主たる施設7ヶ月、従たる施設(いずみ中山歯科)5ヵ月となっています。
 いずみ中山歯科は複合研修方式における従たる施設として厚生労働省から指定され、東北大学と岩手医科大学の従たる施設として登録しています。臨床研修を行うための施設は、次に示す厚生労働省の指定基準を満たす必要があります。

 いずみ中山歯科は、開設36年の「歯科」医院で、常勤の歯科医師3名、うち指導歯科医1名(副院長)、パノラマエックス線装置、オートクレーブ等を保有、歯科衛生士8名と上表の従たる施設の基準の(2)~(7)を満たしたうえで主たる施設である東北大学、岩手医科大学と連携していることから、厚生労働省から指定を受けています。
 いずみ中山歯科では、今後も指導歯科医である副院長のもと若手歯科医師育成の一助となるようスタッフ一同で協力しながら、患者様の口腔内環境の健全化のための歯科診療を継続的に行っていける環境を提供してまいります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?