ダーニ・ロゼ2022
今日は先日ご案内したオーストリアの造り手、ヴァイングート・スールナーが造るロゼをご紹介します。
スールナー家はぶどう畑だけではなく、果樹や穀物の畑、豚や羊を飼育している農家でした。現在5代目になるトーニ・スールナーは、ダニエーラ・ヴィーニュとの結婚を機に、より環境に配慮したワイン造りを志すようになります。1997年ビオロジックに完全移行し、さらに2004年ビオディナミに転換しました。
ぶどうだけではなく、虫や植物の多様化と、周りの環境との調和を目指し、農薬や除草剤はもちろん、石油ベースの製品は使用しません。農機具を動かすための油までも、ヒマワリや菜種から取っているそうです。
淡く輝くサーモンピンク。ピンクグレープフルーツや野いちごなどのフルーティーな香り。
口に含むといきいきとした酸味が広がり、塩気のあるミネラルが長く続きます。飲み口はさらりとしており、すっきりドライ。爽やかでチャーミングなロゼワインです。
ワインの名前のDANIはDelicious, Amazing, Natural, Individualの頭文字。また白が造り手の名トーニであるのに対し、ロゼは妻ダニエラの愛称ダーニから取ったのだとか。
「美味しく素晴らしい、自然で個性的な」ワイン。カジュアルなお料理と一緒に、キリッと冷やしてお召し上がりください。
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