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マデイラ セルシアル10年

ポルトガルの首都リスボンから南西に約970km、アフリカ大陸のモロッコから西へ約650kmの大西洋に浮かぶ小さな島。ここマデイラ島で世界三大酒精強化ワインの一つ、マデイラは造られます。
酒精強化ワインとは、醸造の過程でアルコール度数の強いブランデーを加えることで発酵を止め、甘さの調整を行ったワインのこと。マデイラは、この酒精強化を行った後に加熱することで、特有の香ばしい風味を持ちます。

造り手は、ヴィニョス・バーベイト。1946年にマリオ・バーベイトによって設立されたマデイラ島でも珍しい家族経営のワイナリーです。
先日のマデイラワインは5年熟成でしたが、今日ご紹介するのは10年熟成のもの。10年熟成は、白ぶどう単一種でできた4種類を入荷しました。

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こちらは10年熟成のマデイラ セルシアル。白ぶどうのセルシアルから造られた辛口のマデイラです。
セルシアルはマデイラ島の中でも標高の高い、比較的冷涼な地域で造られるぶどうで、しっかりとした酸味を持ちます。スモーキーな木の香りと、黒砂糖のようなほのかな甘味。食前酒としても、食中酒としてもお楽しみいただけます。牡蠣と相性がいいそうですが、中華ともぴったりでした。
お食事と楽しみたい方、甘すぎるのに抵抗がある方におすすめです。

【マデイラワインの保存について】
加熱熟成により既に酸化しているマデイラワインは、開けたあとも劣化することなく長期間楽しむことができます。以下のことにお気をつけください。
●長期間冷やしすぎないでください。旨味成分が固まり沈殿してしまいます。18℃前後が最適です。
●立てて保管してください。寝かせて保存すると、アルコール度数と酸度が高いためコルクが劣化することがあります。
【品名】マデイラ セルシアル10年 500ml(Madeira Sercial 10 year old)
【造り手】ヴィニョス・バーベイト(Vinhos Barbeito)
【国】ポルトガル/マデイラ
【タイプ】マデイラ
【品種】セルシアル
【商品番号】427
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