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オロロソ マルケス・デ・ポレイ

先日ご紹介した「長い熟成と伝統が醸すスペインの至宝」と呼ばれるボデガス トロ・アルバラ。今日はオロロソ マルケス・デ・ポレイをご紹介します。

ボデガス トロ・アルバラは、スペイン南部アンダルシア州で1922年から続く、モンティーリャ・モリレスの醸造所です。この地方は大陸性のとても暑く乾いた気候で、日照量は年間約3,000時間。その昔海だった頃の堆積物で構成されている真っ白な土壌「アルバリサ」は保水力に優れており、冬の間の雨を土壌に蓄えることで、雨の降らない暑い夏でもぶどうに水分を供給することができます。

こちらの品種もペドロ・ヒメネス。お隣のヘレス(シェリー)地方では、甘口のシェリーを造るときに使われるぶどうですが、こちらは辛口。
オロロソは醸造中にアルコール度数が15度になったところでペドロ・ヒメネスの蒸留酒で酒精強化。アルコール度数が 17%になったら、ソレラ・システムで15年間熟成させます。フィノに比べるとアルコール度数が高いため、フロール(産膜酵母によってできる白い膜)は作られず、樽の中で酸化熟成が進みます。

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明るい琥珀色。ドライアプリコットやレーズンの甘い香りに、カラメルやナッツの香ばしい香り。辛口ですがまろやかな口当たりで、程よい酸味と豊かなミネラルを感じます。
こちらも冷やして食前酒や食後酒に。冷蔵庫に入れていただければ、数ヶ月持つそうです。

【品名】オロロソ  マルケス・デ・ポレイ(Oloroso Marques de Poley)
【造り手】ボデガス トロ・アルバラ(Bodegas Toro Albala)
【国】スペイン/アンダルシア/モンティーリャ・モリレス
【タイプ】モンティーリャ・モリレス
【商品番号】490
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