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強く美しく咲くーローズファームケイジ

以前、インスタグラムでご紹介したばら、一心。


その美しい佇まいと柔らかく甘い香りにスタッフ一同驚いたのですが、今回届いたばらもまた素晴らしい香り。華昇さんに訊いてみると、やはり同じ滋賀県のローズファームケイジのばらでした。

少し調べてみて、驚きました。
と言うのは、國枝啓司さんと健一さんのお話が、いわばえに置いてあるワインの造り手たちの話すことにとても似ていたからです。

例えば、ばら自身が持つ強さを信じて、適した環境づくりを考えていること。過剰に栄養を与えたり農薬を使うことをせず、自然の多様性をうまく利用して栽培をしていること。
また、ある品種が咲き進むことで花の色や形が変わることがあり、そのことは商品としてはマイナスだったそうなのですが、それを「面白いこと」として変化を楽しむことになったこと。
そして、何よりつくっている自分自身が楽しめる花を作ること。売れるからではなく、「好きだからつくる」。

ばらは本来、野に咲く花。山や森で育つ植物はその生態系のなかで循環し、周囲と調和、共生しながら成長します。Rose Farm KEIJIはこれにならい、ひとの手を過剰に加えず、水、土、空気、微生物のかけあわせによって、自然の野山に限りなく近い栽培環境をつくりあげています。同時にFarmを生態系のひとつのポジションととらえ、ひとが自然環境に与えている負荷を軽減しながら、より良い循環を生むためにできることを模索、実践しています。

「生きたばらをつくる」というコンセプトの元、美しく強く咲くWABARAを生み出すローズファームケイジ。そのばらは1輪あるだけで幸せな気持ちになります。

時々お店に飾っていますので、ご来店のときはぜひご覧くださいね。
香りを楽しむのもお忘れなく!

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