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ロザート・ルネッラ2018

今日は、ラ・トッレ・アッレ・トルフェのロゼ、ロザート・ルネッラ2018をご紹介します。
造り手は、ジャコモ・マストレッタ。ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネの醸造責任者として注目を浴びていた人物ですが、2016年にオーナーの会社の経営破綻によりワインを造る場所を失います。その後、「健全なぶどうの栽培に何よりも重きを置き、近代技術による介入を極力行わない」という共通した考えを持つラ・トッレ・アッレ・トルフェに招かれ、2018年から醸造を始めることとなります。

品種はサンジョベーゼ主体。サラッソという醸造方法が取られています。セニエと同じ意味で、種が潰れないくらいに潰したぶどうを数時間から2日間果汁に浸けた後、ピンク色に色づいた果汁だけを抜き取り発酵させる方法です。赤ワインと造り方が似ており、美しい色合いでエレガントな味わいなロゼを造ることができます。

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明るいサーモンピンク。ルビーグレープフルーツやブラッドオレンジの香り。時間が経つと、木苺やいちごの甘い香りも。
しなやかな酸味とほのかなタンニン。オレンジの皮の苦味があり、アルコールを感じる重さがあります。ラ・トッレ・アッレ・トルフェのぶどう畑は水捌けの良い砂で、多くの海洋生物の化石が含まれるそうです。豊かなミネラルと旨味を感じることができます。

軽く爽やかというよりは、飲み応えのあるしっかりしたタイプのロゼです。お食事と一緒にゆっくりとお楽しみください。

【品名】ロザート・ルネッラ2018(Rosato Lunella2018)
【造り手】ラ・トッレ・アッレ・トルフェ (La Torre alle Tolfe)
【国】イタリア / トスカーナ / キアンティ / コッリ・セネージ
【品種】サンジョヴェーゼ主体
【タイプ】ロゼ/スティル
【商品番号】306
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