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今日は、スペイン北西部カスティーリャ・イ・レオンのビエルソに在るワイナリー、デスセンディエンテス・デ・ホセ・パラシオスのペタロス2019をご紹介します。毎年少しずつ変わるラベルの花が美しい「花びら」という意味を持つワインです。 造り手の名前「デスセンディエンテス・デ・ホセ・パラシオス」は「ホセ・パラシオスの子孫」という意味。アルバーロ・パラシオスと甥のリカルドによって選ばれたこの地ビエルソは、「香気ゆたかで強烈な味わいがあるが、デリケートで独特な品質をそなえる」ワインを造る
今日は、綺麗な造りのスペインのワイン、アルタロセス2019をご紹介します。 造り手は、セラーズ ジョアン・ダンゲラ。表のラベルにも書かれているダルモスという小さな村で、1820年からぶどう栽培とワイン造りをしている家族経営のワイナリーです。現在は7代目に当たるジョセプとジョアン兄弟がビオディナミ農法でぶどうを育てています。 父親の死後、農業を学んだジョセプと醸造を学んだジョアンはワイン造りを始め、良い評価を得ます。それは、2000年当時の流行りであった、タンニンが強く樽の
今日のワインは、先日スパークリングワインをご紹介したファビュラスの白。マルヴァジア2021です。 ファビュラスは、イタリアのアブルッツォ州に在るワイナリー。アブルッツォ州はローマの東に位置するイタリアの州で、アドリア海沿岸とアペニン山脈に面しています。内陸部には険しい山岳地帯が広がり、その多くが国立公園や自然保護区に指定されているそうです。 ファビュラスの畑もマジェッラ国立公園内に在り、アドリア海まで僅か35キロほどですが、周りの高い山に遮られ湿った海風の影響を受けにくい
今日のワインは、先日スパークリングワインをご紹介したファビュラスの白。フォエミネ ピノ・グリージョです。 ファビュラスは、イタリアのアブルッツォ州に在るワイナリー。アブルッツォ州はローマの東に位置するイタリアの州で、アドリア海沿岸とアペニン山脈に面しています。内陸部には険しい山岳地帯が広がり、その多くが国立公園や自然保護区に指定されているそうです。 ファビュラスの畑もマジェッラ国立公園内に在り、アドリア海まで僅か35キロほどですが、周りの高い山に遮られ湿った海風の影響を受
今日はイタリア北東部、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリアに在るニコラ・マンフェッラーリのワインをご紹介します。「1000のぶどう」の意味を持つ白ワイン、ミッレウーヴェ・ビアンコ2019です。 フリウリ=ヴェネツィア・ジュリアは長靴のちょうど根元の部分で、オーストリア、スロベニア、アドリア海に接する地区。元薬剤師だったニコラ・マンフェッラーリは、スロベニア国境近くに在る父の農園を引継ぎ、栽培醸造責任者となります。畑の面積当たりの植樹数を高めて収量を抑えたり、土壌の個性を表すため
昨日ご紹介したワインショップいわばえのオリジナルワイン、アミ2021。今日はそのワインを造っていただいたStudio go go wineryのワインをご紹介したいと思います。名なしのベリオ 2021です。 Studio go go wineryは「お酒を通して福岡を盛り上げたい」と様々な活動をされているとどろき酒店さんのワインプロジェクト。2020年までは収穫したぶどうを山梨まで運び醸造されていましたが、2021年からは自社のワイナリーでの醸造となりました。 とどろきさ
今日はイタリアのアブルッツォ州から、スパークリングワインをご紹介します。造り手はマジェッラ国立公園内に畑を持つワイナリー、ファビュラスです。 アブルッツォ州はローマの東に位置するイタリアの州で、アドリア海沿岸とアペニン山脈に面しています。内陸部には険しい山岳地帯が広がり、多くが国立公園や自然保護区に指定されているそうです。 ファビュラスの畑もアドリア海まで35キロほどですが、周りの高い山に遮られ、湿った海風の影響を受けにくく、また昼夜の寒暖差もあるため、ぶどう栽培に適した場
先日ご案内したのはルー・デュモンのクレマン・ド・ブルゴーニュでしたが、今日はクレマン・ダルザス、アルザスのクレマンをご紹介します。ローラン・シュミットによるクレマン・ダルザス ブリュットです。 シュミット家はアルザス北部のベルグビエテン村で古くからぶどうを育てていましたが、戦後困難な時期を迎えます。ローランはこの土地の持つ個性の素晴らしさに着目し、仲間と力を合わせ、1983年「アルテンベルグ・ド・ベルビテン」をアルザスのグランクリュに加えることに成功しました。 一代で、造る
新しくいわばえに入荷したブルゴーニュの造り手、ルー・デュモンのクレマンをご紹介します。こちらは、ブラン・ド・ブラン。シャルドネだけで造られたクレマンです。 造り手は、仲田晃司さん。ワインに出会ったのは、大学に通いながら勤めたアルバイト先のフレンチレストランでした。ワインを自分の手で造りたいという夢を叶えるために、何のつてもなくフランスに渡り、フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の元で修行を積んだそうです。そして2000年、ブルゴーニュでワイナリーを設立します。 歴史ある
新しくいわばえに入荷したブルゴーニュの造り手、ルー・デュモンのクレマンをご紹介します。 造り手は、仲田晃司さん。ワインに出会ったのは、大学に通いながら勤めたアルバイト先のフレンチレストランでした。ワインを自分の手で造りたいという夢を叶えるために、何のつてもなくフランスに渡り、フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の元で修行を積んだそうです。そして2000年、ブルゴーニュでワイナリーを設立します。 歴史あるブルゴーニュで日本人がワインを造ることの難しさは想像しきれませんが、
イタリア、トスカーナのフォルソーニ姉妹によって営まれているワイナリー、サングイネート。昨日は赤ワインをご紹介しましたが、白もおすすめです。 サングイネートは、1958年フェデリーコ・フォルソーニが購入した畑から始まりました。ワイナリー名は、古代ローマとエトルリアの歴史的戦いの中でその土地が血で赤く染まったことから、「血」を意味するsangueに由来するのだそうです。 フェデリーコの死後、畑を引き継いだのは末娘のドーラ。彼女は、ぶどう畑を生き物として丁寧に扱い、自然な成長サ
今日はイタリア、トスカーナから、ロッソ・ディ・モンテプルチャーノ 2019をご紹介します。 造り手はサングイネート。フォルソーニ姉妹によって営まれているワイナリーです。1958年に父であるフェデリーコ・フォルソーニが購入した畑は、フェデリーコの死後、末娘のドーラに引き継がれます。 父と造っていたときには少量であったワインも徐々に生産量を増え、1997年には自社瓶詰めをスタート。その情熱を共にする姉パトリーツィアが経営を担当し、今サングイネートのワインは、イタリア国内だけでな
今日はドイツ、バーデンの造り手リンクリンの赤ワイン、シュペートブルグンダー トロッケン2019をご紹介します。 リンクリンは家族経営のワイナリー。ライン川のすぐ近くにかつて火山だったカイザーストゥールという小さな山があり、その麓に位置しています。ここはローマ人が約2000年前にぶどうの木を自生させたと言われており、古くからワインを造っていた地域で、リンクリン一家もまた何世代にもわたってぶどうを育てています。 公式サイトに「手作りの有機ワイン」とあるように、リンクリンは19