シリウスカード
先日、シリウスカードの作成を依頼して描いていただいたものが届いた。
シリウスカードというのは、シリウス出身スターピープルである絢月星晶さんが、その人の魂に繋がってデザインしてくださるオーダーメイドなカード。
★絢月さんは他にも色んな活動をされているので、
詳しくはぜひリンク先をご覧ください。★
で、このシリウスカード。
サービスを始められた当初から知ってはいて、色んな方のカードとその感想などを読んで面白いなぁと思っていた。
けれど、自分の分を依頼するぞ！というキッカケがないまま今に至っていた。
先月京セラ美術館で開催された現展へ、絢月さんの作品を拝見しに伺ったところ、なんとご本人にお会いすることができた。
初めてお会いした絢月さんは、とてもパワフルで懐の大きな、コミュニケーションの達人のような方であった。
その魅力にすっかりやられた私は、改めて絢月さんの活動についてもっと知りたくなり、サイトを見て回っていた。
その時に、見つけたのである。
シリウスカードの説明に
✨２０２４．７月制作分から「シリウス文字」を入れます✨
と記載されているのを。
私は、言葉というものが大好きなのである。
学生時代は言語学を専攻したくらい、言葉も文字も大好物。
こ、これは……頼まざるを得ん……！
すっかりテンションが上がってしまい、一応３、４日は悩んだものの(お小遣い残高との相談)、悩んでる時間が勿体無い！といそいそと依頼をさせていただいたのである。
で、その届いたカードが、こちら。
パッと見てまず思ったのは「水色、だなぁ」だった。(そのまんますぎる感想)
シリウスカードは、その方によって色合いや雰囲気が本当に様々なので、自分のはどんな感じになるのか楽しみにしていた。
実際のカードを見た時に感じたのは、そのナチュラルな風合いが、何故か自分らしいな、ということだった。
「真ん中は人っぽいな。
流れているのは水？風か？水かな？
太陽と月かな？
草と、葉が流れてるからやっぱり水かな
柳とかそんな系の葉かな？」
など、カード見ていたら、絢月さんから”見えたもの”について説明が届いた。
髪を結んだ感じの男の子←私の魂
服装は綺麗で貧しい感じはない町中の川で仲良しの赤い派手めな花柄の着物の女の子と遊んでいる
笹舟を作っているイメージ黄色と緑は守護で、黄色は守護神かも？
緑は着物を着た女性守護霊で過去世で肉親のような関係かも
とのこと。
絢月さんが見てくださったのは、私の魂の「過去世での楽しい記憶」だった。
送られてくる説明を読みながら、私は泣いた。
理由はわからない。
これが何の感情なのかもわからない。
でも、どんどん涙が出てくる。
無理やり言語化すると、愛おしいとか大切とか、そんな感じの感情だと思う。
私は基本的に過去世の記憶はない。
こんな少年時代のキラキラした思い出なんか知らない。
でも、不思議と、私の中のどこか遠いところが、共鳴している気がするのだ。
ものすごくささやかで、ものすごくかすかだけれど。
私は、全人類が必ず持っている第六感的なもの（サイキック能力、霊感など）を使ってカードリーディングすることはできる。
だけど、それ以外の特殊能力は全くない。
普段SNSで繋がらせていただいている方には、エンパスや霊能力などの感覚を持っておられる方が多いのだが、私はもう笑っちゃうくらい本当に何にもないのだ。
後天的な技術の一つとしてチャネリングは習ったけれども。
だから、カードを見て、ささやかでも何か心の動きがあることに驚いた。
驚いたし、嬉しかったし、安堵もした。
凡人代表みたいな私にも、感じられる。
凡人であることを恥じたりはしていないけれど、シリウスカードを依頼しておきながら何にも感じなかったらどうしよう、という不安があった。
シリウスカードの持つ力とエネルギーを転写（でいいのかな？）する絢月さんの力に、改めて驚嘆した。
さて、そしてそしてシリウス文字。
少し見えづらいかもしれないが、artの文字の下あたりに白字で書いてくださってるのがシリウス文字である。
もちろん読めはしないのだが、はるか昔の別の星で使われていた文字かと思うと、それだけでニヤニヤしてしまう。
絢月さんに、どういうことが書かれているのかわかりますかとお尋ねしたところ「名前」らしいとのこと。
誰の名前かはわからないそうなので、チャネリングして守護に聞いてみたところ、私の過去世である少年の名前らしい。
……ほんまに？
ちなみに何ていう名前？と聞いてみたけど、はっきりわからず。
「る」って音から始まるような…？
パッと浮かんだのは「ルーファス」って単語だったんだけど、まさかの英語名…何人だよ……
あとは「ルカ」とか「瑠璃」とか。「利吉」とかいうのもあったな。
音を聞き取るのは本当に困難なのであまり深追いはしないことにする。
悲しいかな、私のチャネリング能力は高くないので、常々ほんまかいな案件だらけである。
ただ何度聞いてみても守護神兄様は「俺の名前じゃないって」と言うし、一緒に遊んでいた女の子の名前でもないらしく、やはり少年の名前らしいのだ。
過去世の自分の名前(仮)。
しかもそれがシリウス文字。
読めないし書けもしないけど私の中の知的好奇心がニコニコしている。
名前のことなどを詳しく知りたくて、私の魂氏にチャネリングしてみる。
するとやはり少年は過去生の自分の様子で、相当大切な幸せな思い出らしく、「嬉しい」「幸せ」の感情ばかりが返ってきた。
今までで自分の魂氏があんなに嬉しそうにしているのは感じたことがなかった。
テンションが上がりすぎたのか発光してたし、魂の感情につられて私の涙も出てきた。
でもそれで、本当に過去生の記憶なんだなぁと確信できた。
質問への返答はイマイチよくわからなくて、でももうこの感情の爆発に、質問なんかどうでもよくなってしまった。
そして、今回、カードのデジタルデータだけではなく、額装していただいたものをお願いしていた。
データだけだと見失いそうだし（整理が苦手）、家のプリンターはいつも何かのインクが切れているので……
ラメ糊でキラキラにしてから額に入れていただいたのが、こちら。
データで見るより、更にやわらかで優しい印象に。
やっぱりリアルな物質は良いなぁと思う。
電子書籍は便利だけどやっぱり本は紙で読みたい派。
額入れ付きでお願いして良かった。
さて、色々と話がとっちらかっているが（通常運転）、最後に絢月さんからいただいたメッセージをご紹介したい。
「今世も、魂の記憶に残るような素敵な時間をたくさん作ってくださいね💖」
心の深いところにズギャンと刺さるこの素敵な言葉は、シリウスカードとともに、私の宝物のひとつになった。
自分の中で、今世の私の目的は「女の体で生きること」「とにかくいろんな経験をする」だと認識しているのだけど、指針ではあるのだけれどパンチが弱いと感じる部分もあった。
そこに大きな目標ができた。
思い出すだけで魂が思わず発光するような大切で幸せな時間。
それは、目の前をしっかり見つめていないと見逃してしまうと思うから。
もっと丁寧に。
私がizumiとして生きている今を大切に味わおうと思う。
絢月さん、この度は素晴らしい機会をありがとうございました。
お願いして本当に良かったです。
川の水面に反射する小さな光たち
楽しそうに笑う少女の口元
川面を見つめる横顔
きれいな黒髪
手にした葉の感触
草履の下で土や砂利が軋む音
鮮やかな赤い服が陽光の下で更にまぶしく感じる
着心地の良いの青い服
目の前にいる人を大切に思う気持ち
いとおしい思い出
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