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EVOの想い出~street fighter~

いよいよ今週から始まるスト6初のEVO
(正式名称はThe Evolution Championship Seriesだそう)
私がこのEVOを知ってから、今までの数年間の想い出を少しだけ。。。


ここ数年は毎年ラスベガスで開催され、TOP8はボクシングのタイトルマッチが行われることでも有名なマンダレイベイで行われます。

マンダレイベイ正面

各プレイヤーがよく泊まるホテルのひとつマンダレイベイお隣のピラミッドの形をしたルクソール。
ここで、予選が行われることも多くって会場と空き時間にホテルの部屋を行き来しているプレイヤーも多かったと思います。

そして、そのルクソールをさらに超えた所に位置するエクスカリバーにも泊まる人が多いけど、会場から離れているほど気軽に行き来が出来ないので大変そうです。

宿泊費はマンダレイベイ>>ルクソール>エクスカリバーとなっていることがほとんどみたい。



2016

ストV初のEVO
この年は8人中6人と、たくさんの日本人がTOP8に残っていました。

ふ~どさん
ふ~どさんをストVの間ずっと見て来たけど、こういう真面目な姿を見ることって実はそんな多くなかったように思うので、とても貴重に感じます。

普段のお茶目なふ~どさんも好きだけど、こういうふ~どさんの仕草や表情もかっこよくって大好きです。


ちなみに、ふ~どさんはスト4時代のEVOで優勝経験あり。
EVOではこんなクリスタルトロフィーとEVOのロゴがあしらわれたメダルが毎年優勝者に贈られます。

EVO2011


MOVさん
ストVを知ったばかりの時にMOVさんとGO1さん、sakoさんの春麗を見て「なんてかっこいいキャラなんだろう、自分がもしプレイするなら春麗使いたい」って思ったのを覚えています。

当時のMOVさん名物(?)試合前の酸素吸入。


藤村さん(当時ゆかどん)
飄々かつ淡々と入場してくる姿が藤村さんらしいw
まだ上京したてでプロになる前、私服で大舞台に上がる姿が新鮮でした。

ちなみに、この頃はMOVさんが大家さんを務める平和島のときわ荘というゲーミングシェアハウスに住んでいた頃。


えいたさん
『ストVは、えいたのゲーム』と、かつてネモさんが言った通りシーズン1は、いきなりこのEVOで大活躍して壇上に。

現地勢で唯一TOP8に残ったLi JOEが手を合わせてお辞儀しているのに対し使用キャラケンの「来いよ」のジェスチャーをして「あ、会場のほとんどが敵になりましたね。」と解説のマゴさんが一言。エンターテイナーです。


GO1さん
お辞儀をしながら入場してくる姿がとってもGO1さんっぽいw
1年目のイベントでウメさんから「GO1ほど腰が低い人間は格ゲー界にいない」と言われていましたが、さすがです。


ネモさん
この頃は兼業プロとして活躍していたネモさん。
ネモさんはスタイルと顔立ちがよいので、こういう舞台で本当に映えます。

GO1さんとのフルセットフルラウンドの激闘の末、負けてしまい敗退。
勝負が決まった直後、頭を抱えている横で踊るように歓喜するGO1さんが当時ちょっとした話題に。

EVOは伝統的に横対戦、1枚のモニターを両者が見るといった形式。

相手のコントローラーの操作音や手元の動きまで必然的に見聞きできてしまうので、それに応じた攻略や対策が必要になってくるそうです。

この年までは椅子もゲーミングチェアではなくて、ほんと普通の椅子。
豪華な会場のセットとのギャップがなんかおもしろい。

そしてEVOTOP8で印象深いものと言えば、このステージ。
翌年の2017年までセンターにEVOのロゴを模したステージがあり、その頭上に巨大立体モニターが。

ステージには対戦中のプレイヤーが使用するキャラが映し出されるオシャレな演出も込みで好きでした。


さらに、この年は実況のアールさんに加え豪華なメンバーが解説を担当してくれたのもうれしかった。

ハイタニさん
ももちさん
マゴさん


優勝後のインタビューで、ウィナーズで敗れた後GrandFinalにてリベンジを果たしたことについて話を振られたインフィルが返したこのコメントも印象的でした。

”Download Complete”

EVO2016優勝インタビューより


2017

気合十分で現地へ向かうマゴさん。


ウィナーズで負けてしまい生き残りをかけて多くの人に見守られながらルーザーズに挑んだ結果、

現地プレイヤーに負けてしまい残念ながら敗退。
その光景に耐えきれなくなった見守り人達が思わず一目散にその場を離れるシーン。帰国後、TOPANGATV内でも取り上げられていました。

【ももち視点】ふ~ど、ハイタニ逃走


TOP8にはこの年も複数日本人が勝ち上がっていましたが深く記憶に残っているもののひとつは、かずのこ vs Nuckle Du。

プレイもかっこよかったけど、普段穏やかな印象のかずのこさんのプレイ中の表情が本当にかっこよくって。。。
プレイ中の表情が好きなプレイヤーはたくさんいるけど、その中でもかずのこさんはギャップもあってか、とても好き。見る度、オーラのようなものを感じます。


そしてなんといっても、この年の主役は文句なしのこの人。

この年既にこの大会までに多くの大会で活躍し格ゲー星人と呼ばれていたPunkにウィナーズで負けてしまいますが、そのあとGrandFinalで再決戦。


アールさんとハメコさんがめちゃくちゃ興奮しながら実況解説していたのが印象的でした。

「これは挑発ではなーーーい!!」
「リセーーーーーーット!!!!」
「勿論やるよねーーーー!!!」


めちゃくちゃかっこいい内容で見事勝利!

Photo by Akira Ohsu


「I HAVE MAGO.」


優勝出来たのはPunkと同じかりん使いのマゴさんとずっと一緒に練習してきたから。インタビューでそんな粋なコメントを聞くことが出来ました。

I have Mago.


他に印象深かったのは、ときどさんの優勝が決定した直後のネモさんのコメント。

「今一緒に練習してる仲間なんでうれしかったです。感動したんですけれども悔しさの方も強かった。」

仲間の栄光を称えつつも、自分がその位置にいないことが悔しいという想い。これは割と何人かのプレイヤーからたまに聞くセリフで、聞く度になんかいいなって思います。


そして、もうひとつ記憶に残っている素敵な出来事。

前年のCAPCOM CUP覇者のNuckleDuとNuckleが当時所属していたチームの支援で実力を認められた数名のプレイヤーがEVOに招待されました。
その中のひとり、現在『魚群』所属の水派くん。

Yamada Taroは水派くんのストVPC版のFID
4Gamernetより

この時は望む結果が出ず悔しい想いをしたようですが、いつか同じ舞台で活躍する姿を見せて恩返しできるといいね。


2018

この年は予選会場のルクソールに泊っていたももチョコの2人が現地配信をたっぷりしてくれたおかげで会場の雰囲気を存分に感じ、楽しむことが出来ました。

かわいい
かわいいかわいい


これ、すごく覚えてるwほんの少し戸惑ったように見えるハイタニさんが何か言いたげにSMUGをチラ見したのがなんか好き…w

ハイタニさんとお茶目なSMUG

今年は、ずっと応援してきたハイタニさんもEVOに参戦してくれるので久々に公式の配信台に映る姿が見れるとうれしいなぁ。


プールでもうひとつ記憶に残っているシーン。
リーサルの匠こと藤村さんがユリアンのVスキルの隙にこのリーサル。

対戦相手のりゅうせいくんも、思わず笑みを浮かべた後にこの表情。

そりゃこうなります


実はりゅうせいくん、前年のEVO BLAZBLUE部門で優勝を果たしています。
今はストリートファイター1本でがんばっている、りゅうせいくん。
いつかスト6の刻印が刻まれたトロフィーを持てる日が来るといいね。

4Gamernetより


ふ~どさんの応援にチームメイトとチアガールを引き連れ最前列に座るウメさん。TOP8開始前にモニターに流れた背水の逆転劇を見るBeast一同。

Let’s go Justin


前年に続き今回もルーザーズからGrandFinalまで駆け上がったときどさん。EVOの壇上でもルーティンのマーダーダッシュを欠かしません。


ProblemXとの決戦。前年同様リセットまで持ち込むものの、

激闘の末、結果はProblemX優勝。

前年のCAPCOM CUPでも準優勝に終わったときどさん。
ふ~どさんのシルバーコレクターが有名だけど実はときどさんも大きな大会で惜しい結果に終わることも少なくなかったように思います。

栄光が目立つけれど、その分、悔しい想いもたくさんしてきてることを改めて感じます。


当時、ももチョコの2人とともにECHO FOXに所属していたときどさん。
エコフォのアパレルは毎回スタイリッシュでかっこいいんだけど、この時はユニっぽくないフーディーで、それがすごく新鮮で大好きでした。
歴代一好きなユニかも。。。

ちょっと丈が長めなのも好き♡ほんとかわいい…🥹💕

Chocoblanka & Mr. and Mrs.PRBalrog

アパレルと言えば、この年にTEAM Beastのメンバーが着ていたそれぞれのメインキャラの刺繡が背中に大きく入ったジャケットもかっこよかったなぁ。

私はプレイヤーを引き立たせるアパレルが結構大事だと思っているので、チームが素敵なデザインのアパレルを作ってくれて応援するプレイヤーがそれを身に着けているところを見ると、うれしくなります。


そしてこの年も、この人の雄姿を一目見ようと、たくさんの野次馬応援する人達が詰めかけていました。さすが人気者。


2019

この年のTOP8は残念ながらTOP8一歩手前で敗退してしまったももちさんが会場から配信してくれたので本家と2窓で日本勢を応援していました。

ももち視点 ステージが遠い…w

TOP8の入場を待つ8名のプレイヤー達。

この年の主役はこの人(向かって右)。

優勝しよう!!

GrandFinal試合開始前、握手代わりに同門レッドブル所属のBigBird選手とレッドブルで乾杯。

乾杯(対戦よろしくお願いします)


フルセットフルラウンドまで縺れ、このシーンを見た瞬間「勝った!?」と思ったんだけど、

ドット残って、その直後にCAをくらい、

トリガーを発動された瞬間、心臓が止まる思いでしたが、、、

ボンちゃん見事にかわして反撃フィニッシュ!優勝を手にします。

ストVの大会で何度も活躍したボンちゃんを見て来たけど、この時の笑顔が一番好き。これを上回る笑顔をまた見れる日が来るといいな。


実はこの勝利の直後、巨大モニターに「BONCHAN」と映し出されるはずが、なぜか「INFEXIOUS」に…w

試合の展開があまりにも目まぐるしく頭が追いついていなかったので余計に混乱したことを覚えていますw

FUDOH Haitani VS CYG BST Infexious EVO 2019 Top 128


2022

2020年からコロナの影響で中止になっていたEVO。3年振りの開催。

会場にはかつての覇者の名言が書かれたボードが。


この時はハイタニさんが応援配信をしてくれていたので、そこで一緒にTOP8の半分を占めた日本人を応援していました。

GrandFinalはカワノ vs idom
2021年のRedBull kumiteの野試合ではいいようにやられていた印象で、その後コーリンの弱体化もあったので分が悪いのではないかと思っていましたが

そんな私の浅い考えを覆し、たくさんのカワノくんらしいスーパープレイでidomを下し優勝!

トロフィーを掲げる姿は歴代の覇者にはない愛らしさを感じます。


そんなカワノくんは大会前にEVOの切符を懸けたカワノ杯を主催。
見事優勝し、切符を手に入れた翔くん(当時うずら)とドミニカの強豪CABAとのこのタイムアップ間際の攻防も強く印象に残っています。

フルセットフルラウンド タイムアップ間際
Vシフトで下がって体力リードを守ろうとするガイルに前ステ昇竜が決まってフィニッシュ!

勝負が決まった直後の翔くんのこの表情から死闘であったことが伺えます。

この後、ウメさんの助言で本名の『翔』へプレイヤーネームを変更。
『かける』と読むのですが昔から『しょう』とよく読み間違えられていたそうです。

「自分が有名になって、この漢字のカケルっていう読み方が浸透するように敢えて漢字にした」

と、以前自身の個人配信で言っていました。

顔出しし始めた当初はまだあどけない印象だったけれど、いつの間にか大人の雰囲気と貫禄が感じられるようになった翔くん。

スト6ではJP使いとして大躍進を遂げ先日行われたRedBull kumiteにも予選を勝ち上がり参戦。今年のEVOでも活躍して欲しいプレイヤーの1人です。

立ち回りもかなりアイドルなので、この先きっと人気が出ると思います。


そして、、、

この年のEVOで何よりうれしかったのはウメさんがTOP8に残っていたこと。
レジェンドにはいつまでもレジェンドでいて欲しいと思っています。

  

2023

2017年から恒例のポーズで搭乗完了ツイートを毎年し続けるマゴさん。


今年もいつも通り安定のツイートした後に、、、

飛行機トラブルに見舞われ先行き不安でしたが

久々のマゴさんらしいツイートの後

無事チームメンバーと共にベガスへ向けて飛び立ったようです。よかった。


格ゲーコミュニティを知ったばかりの頃は数名のプレイヤーを応援していただけでしたが、ありがたいことに今は本当にたくさん応援するプレイヤーが増え、大会を見る楽しさも年々増しています。

いってらっしゃい!

Fully enjoying EVO after a long time.
May you be the best…Good Luck!


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