シネマ詠 五 愛朽ちる『嘆きのテレーズ』泣きは無しエンドロールは静に上がる

画像1 シネマ詠 五 『嘆きのテレーズ』
画像2 1953年 仏映画 マルセル・カルネ監督 エミール・ゾラ原作 新しい愛の出逢い・・・埋もれた環境から抜け出そうとしても・・・殺人に至っては逃れるすべもなく堕ちてゆく・・・サスペンス仕立ての切なさに滲む哀愁。 生きる価値を見いだした者に恐れることは何も無い・・・そのひたむきさが言葉を黙らせる。

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