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【DNSレコード】Facebook広告でドメイン認証する方法

はじめまして。

D2Cスタートアップを経営している、イズミと申します。

この記事を書いた目的ですが、よくある採用や自社サービスの認知度向上などではありません。

無料公開している記事がなさすぎる!のです。

先ほどDNS TXTレコードで自社ブランドのドメイン認証を終えましたが、方法をわかりやすく書いている記事は皆無でした。

Google Search Consoleでの設定方法を参考にしてなんとか設定を完了しましたが、同じ悩みを持っている方も多いと思い、この記事にて解説します。


ドメイン認証とは何か

そもそもドメイン認証とは何か、ということですが、ドメイン(=ウェブサイト)がその人のものだと証明することです。

特にFacebook広告では、広告のリンク先として設定しているドメインを認証しないと、ターゲティングで悪影響を及ぼしてしまいます。

直近ではiOS14への対応で、2021年早春(これしかアナウンスされていないので具体的な日程は不明)にはドメイン認証していない広告アカウントは、ターゲティングにかなりの影響を及ぼすと発表されました。


ドメイン認証には、3つ方法があります。

 ・DNS TXTレコードを設定する方法

 ・HTMLファイルをFTPなどでアップロードする方法

 ・metaタグをソースコードに埋め込む方法


このうち、もっとも簡単と言われているのはHTMLファイルをアップロードする方法です。

フルスクラッチで構築した方など、自由にサーバーをいじれる方はこの方法でよろしいかと思います。

shopify / BASEなどでECを構築している方には、DNS TXTレコードを用いるか、metaタグを埋め込むしか方法がありません。

metaタグを埋め込むのは簡単で、shopify公式のガイドがありますので、こちらを参考にしてください。


私はこの方法ではうまくいかず、エラーを吐き続けていたので、DNS TXTレコードで認証することにしました。


DNS TXTレコードでドメイン認証する方法

まずは、Facebookビジネスマネージャーにアクセスし、ブランドセーフティー→ドメイン を開きます。

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まだドメインを追加していない方はここで追加します。


ドメインを追加すると、このような画面になります。

スクリーンショット 2021-03-09 14.42.49

facebook-domain-から始まるコードがTXTレコードとして設定するコードです。

クリックでコピーできるので、コピーしておきます。


次に、ドメインサービスの管理画面にログインします。

ここではお名前.comで設定します。

スクリーンショット 2021-03-09 16.33.24

画面上部のメニューから、ドメイン設定を開きます。

スクリーンショット 2021-03-09 16.33.48

DNS設定/転送設定に進みます。

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「DNSレコード設定を利用する」をクリック。

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認証したいドメインを選択し、次へ。

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デフォルトではTYPEが「A」になっているので、プルダウンで「TXT」を選択します。

VALUEには先ほどコピーしたfacebook-domain-から始まるコードを貼り付けます。

ホスト名は空白のままで大丈夫です。

 ※ホスト名が入力必須のドメインサービスでは「@」を入力してください

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そのまま確認画面に進んでいただき、確定してください。

これで設定は完了です。


Facebook広告のドメイン認証ページに戻り、「認証する」ボタンをクリックすると、認証が完了するはずです。

私のときは、DNS設定完了後すぐだとエラーが表示され、10分ほど経ってからトライするとうまくいきました。


ドメイン認証がうまくいかない場合

TXTレコードを設定したはずなのにドメイン認証がうまくいかない場合。

 ・時間を置いてみる 

  :反映まで最大72時間かかる場合があります

 ・TXTレコードの文字列を正しくコピーできているか 

  :不要なスペースなどが入っていないか


TXTレコードが正しく設定できているか、外部サービスでチェックすることができます。

IP VOID内のTXT LOOKUPというツールです。

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調べたいドメインを入力してサーチすると、設定されているTXTレコードがわかります。

ここに先ほど設定したFacebook広告のレコードが表示されていれば、TXTレコード設定は成功しているということになります。

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