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【ポゴ解説】Anvil Skip【RTA】

このショトカは難しいテクニックがいる感じではなく、ただひたすら角度がシビアなジャンプが連続するせいで安定しにくい、そんなショトカ。

練習して1回成功するだけなら割といける。問題はそこから成功率を上げるのが大変なこと。

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◆通しに組み込むのは上級者になってから

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▲赤丸:リプレイが溶岩ルートのプレイヤー


残念ながら、安定しないくせにこのショトカはあんまりタイムが短縮できない。基本的にはショトカを使用せず溶岩を通るルートをオススメする。

溶岩ルートは練習すればある程度の早さと安定性を担保できる。溶岩前の飛び石や金床付近はあくまで初心者キラーであって、ある程度技術が向上すれば安定する。

ショトカだけではなく溶岩ルートも練習し、その上で2つのタイムとショトカの成功率を計って、ほんとうにショトカを選ぶのが賢い選択なのかじっくり考えてほしい。


溶岩ルートとショトカルートのタイム差は人それぞれだが、上位勢の場合タイム差はおよそ10秒。

RTAでの10秒はかなり大きいが、これはショトカほぼノーミス前提の話。
ショトカで少しグダっただけで10秒なんて一瞬で消える。実際にやってみればその恐ろしさはわかる。


Anvil Skipをしなくても4分切りは可能。現に3分台になるまでAnvilSkipを通しで使わなかった人は何人もいる。通しに入れるのは少なくとも5分切りが目安だろうか。


「通しで使えるかなんてどうでもいい、できるようになってみたいだけ」という人も大歓迎。
スピードランだけがゲームの楽しみ方じゃない。


◆用語設定

めんどくさかったのでいろいろ雑🙄

画像111. 左端キノコ

画像122. 奥キノコ

画像133. キノコそばの壁
4. 下向きキノコ

画像16キノコの傘の位置をこう呼ぶことにする。
ジャンプ角度・位置の説明で大事なため。


◆各ジャンプの解説

感覚だけでプレイしている場所もあるため、すべてを言語化して解説できるわけではない。できる限り多くの目安を示すが、足りない部分は実際に練習してみて掴んでほしい。


・左端キノコ

ここの角度を覚えないと何度もTreeゾーンやGrapesゾーンに落ちるはめになる。(練習効率が下がるし萎える)

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このキノコからジャンプする。
基本キノコの柄と同じ方向に飛べばいい。左右にずれている場合は角度を若干だけ調整すること。

迷ったらやや右寄りに入れる。左過ぎると地獄に落ちるが、右過ぎた場合はやり直しがきくから。


・奥キノコ

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中央か右に着地する、左に着地した場合はミス。
中央の場合はしっかりめに右入力を入れる。

自分はここを感覚でやっている。このジャンプは許容範囲広め。

左に着地してしまったときは右にジャンプしてやり直し。右入力を絶妙な強さでするとほぼ真上に飛んで同じキノコに着地できるリカバリーになる。


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左寄りに着地するのを防ぐために、ここに着地する前にスティックを上手く傾けて調整しよう。


・キノコそばの壁

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着地位置は壁ならどこでもいい。

真上か、真上よりほんの少しだけ右に傾いた状態でジャンプ。着地した位置によって微調整したほうがよさげ。

角度が急な壁なのでスティック角度がちょっと右なだけで落ちる。
上の画像でもかなりギリギリ、これより少し右だともうダメ。

ジャンプは最大じゃなくてもいい。ジャンプ力調整をマスターすればここの成功率が上がる。(難易度高め)


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壁に着地できなかった場合は難しめだがこういうリカバリーもある。


・下向きキノコ

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キノコの傘のなるべく左端寄りに着地する。内側になるほどジャンプ時に頭をぶつけやすい。

左端にいるときはキノコの柄とほぼ同じ角度で。内側にいるときはその分やや左に倒す。

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頭をぶつけそうに見えて意外と大丈夫。もちろん角度が悪いとぶつける。


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ここも着地までにスティックを傾けて着地場所を調整すると許容範囲が増える。


・広い足場

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角度はそこまでだが欲張って一気に右に飛ぼうとすると落ちる、特に記録ペースで緊張ぎみのときは注意。

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踏み切りは大体右側3分の1が楽。真ん中あたりでも行けなくはない。

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回転しながらこのあたりに着地。下すぎると浮島に行くジャンプの高さが足りなくなる。迷ったらジャンプしなおしたほうが無難。

滞空時間が短く適当に飛ぶとブーストが間に合わないことがあるので注意。

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このジャンプ角度も感覚でやってしまっているので目安は伝えられない。
強いて言うなら左すぎると足場から落ちかねないため、左に入れすぎないように。


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着地した位置によってジャンプ角度を変える、有効範囲は広め。
少なくとも、急な坂に着地したときは安心していい。

着地位置はブレるのでたくさんやって体で覚える。


・浮島

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油断するとここまでの努力がすべてパー。RTAだと緊張するポイント。

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このあたりでジャンプ。ど真ん中やや右でも行けるが、真ん中より左と覚えておくといい。

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ジャンプしたらすかさず右入力でスティックを左に振る。
これがジャンプ角度以上に大事、超がつくほど大事。

左に接地したら、今度は左入力を押し込んでスティックを右に。

言葉だけだとわかりにくいのでスロー動画を。

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とにかく練習量がものを言うショトカなので、焦らず長い目で挑んでほしい。1か所ずつ安定させていくといいかも。

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