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年末年始に消費したコンテンツ


コンテンツ一覧

坂の上の雲

  • 大河ドラマで取り上げられた黒田官兵衛や山本勘助などの軍師は、常に皆の思考の一歩、二歩先を行く戦略家で、憧れを持ち続けてきた。自分自身も戦略家として成長したいと思い、歴史上の有名な参謀たちを調べた。国内外の参謀ランキングなどの記事を見て、秋山真之に辿り着いた。彼の生い立ちを「坂の上の雲」で見れると知り、視聴を開始。

  • 「一身独立して一国独立す」。福沢諭吉の言葉であり、秋山が幼き頃から大事にしていた言葉。一人ひとりが独立した人間であって初めて、国として独立できる。自分で考え行動できること「一身の独立」によって、「一国の独立」が可能になる。この言葉はやはり好きだ。

  • 「船を動かし、戦をするのは人」。偵察で訪れた清の船内にて、士気の低い兵隊で溢れかえっている様を見て、東郷平八郎が放った一言。いくら商品が良くても、営業の士気が下がっている場合は、売上は伸びない。

  • 日清戦争前の伊藤博文が陸奥宗光への発言。「楽観論はもう良い。日本国が負けたらどうなるかを考えたことはあるか。負けた場合でも被害を最小限に抑えることが我々の役目だ。」。一歩先、二歩先を見据えて、できることを考える。今年は、この力をより身に付けて行きたい。

  • 良い指揮官とは?指揮官は決断して、命令を下すのが仕事。決断は一瞬だが、正しい決断に至るまであらゆることを考える必要がある。どんな決断をしても、苦しい思いをすることもある。

民主主義の歴史(COTEN RADIO)

  • 大晦日のTestosteroneさんのツイートに影響を受けた。「いつの時代にも通用する普遍的な価値を把握するため」「自分の才能をフル活用して社会をより良い場所にするにはリソースをどこに投下するのがベストか?みんなをハッピーにするには自分の人生をどう使ったらいいのか?という問いに答える材料を見つけるため」に視聴を開始。

  • 大筋としては、古代ギリシャのアテネ民主政から、ローマ共和政などとの違いを紐解きつつ、社会契約説に基づいた民主主義の基盤について話が進む。また、各国の民主主義の浸透の歴史や、システムや態度の差異にも触れている。コンテンツ力の高さに脱帽。

  • 「民主主義はシステムじゃなく、信念や信仰、なんなら宗教に近い」「多数決や利害調整するだけが民主主義じゃない」。

情報なき国家の悲劇

  • 戦略家として能力を高めたいという思いから、優れた戦略家について解像度を高めるために、歴史上の名参謀を探した。国内外の名参謀ランキングなどの記事を見て、堀栄三に辿り着く。情報収集という単語を見た際に、自分の強みの1つでもあると感じ、エッセンスを取り入れたいと思い、視聴を開始。

  • 情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、様々な情報から検討を重ねて実態を見ていく必要がある。「FACTFULLNESS」の近代史における実践本のように感じた。この本には、ありがちな過ちが詰まっていた。

  • 現場の情報が重要だが、全ての情報を把握することは難しい。仮説思考である程度目星をつける必要がある。限られた情報をどのように整理して、仮説を立てるのか。

進撃の巨人

  • 途中で読むことを断念した経験がある漫画。会社の先輩におすすめされて視聴を再開。今になって言える。なんでそこでやめたんや。きっかけは大事。きっかけを掴み切れるかも大事。

  • 本当の敵は誰なのか。それは本当に敵なのか。何が正解なのか。何を正解とするのか。物語の後半になればなるほど、強いメッセージ性があった。

  • 彼らの立場になった時に、それぞれどんな意思決定をするだろうか。一人一人に悩みや葛藤があり、他人がそれを完全に理解することはできないはず。ただ、理解しようとする歩み寄りが大事。

VIVANT

  • 行きつけの美容師さんからおすすめされ、視聴を開始。美容師さんとはアニメや漫画の話で盛り上がることが多いため、コンテンツを消費して、ネタを溜めておく必要がある。

  • 誰が味方か分からない。真実を伝えることで作戦がうまく行かなくなる。信頼できる人間が少なくなっていくなかで、どのように連携を取っていくのか。これは進撃の巨人と近しいものを感じた。

  • 常にプランCを用意してあり、事前準備も密かに行われていた。そこの伏線回収が綺麗だった。

男たちの大和

  • 近代史について知らないことが多いという劣等感を拭うために、まずはきっかけ作りとして、この作品の視聴を開始。ほとんど同じタイミングで「坂の上の雲」の視聴も開始。

  • 生きる覚悟と死ぬ覚悟。似ているようで違う。彼らと同じ立場にいた時に、仲間の分まで生きるという判断ができただろうか。

まとめ

  • 全ての人が何かを守るために何かと戦っている。それを邪魔するものが敵に見えてしまう。本当の敵は思い込みをしている自分かもしれない。相手が大事にしているものは何か、何に対して怒りを覚えるのか。相手になりきることは難しいが、理解しようとすることが重要なのでは。

  • 「コンテンツを消費しなければ」という謎の義務感が生まれている。スピードをあげようとすると、複数のコンテンツを同時並行的に進めることになる。どこかに繋がりを見出そうとするようになり、意外にも共通点などが見えてくるものだ。一貫して重要なことは何か、自分が大事にしたいことは何か。そんなことが少しずつ浮かんでくる。

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